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痴漢でっちあげ、事実認める 「罪悪感から自首」

2008年7月23日14時52分

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 大阪市営地下鉄の車内で2月、主犯の男とともに痴漢被害をでっちあげたとして、虚偽告訴などの罪に問われた無職、阪田真紀子被告(31)=奈良市=の初公判が23日、大阪地裁であり、阪田被告は起訴事実を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、阪田被告は「痴漢」と言いがかりをつけた相手の男性会社員(59)が驚く顔が忘れられず、罪悪感にさいなまれて事件の6日後に自首した、と述べた。

 起訴状によると、阪田被告は交際していた元甲南大生、蒔田文幸被告(24)=同罪などで公判中=と共謀し、示談金目当てに痴漢被害をでっち上げることを計画。2月1日、地下鉄御堂筋線の車内で「男性会社員に体を触られた」とする虚偽の被害を届け出たとされる。

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