最終更新: 2008/07/23 13:37

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東京・八王子市駅ビル2人死傷事件 容疑者の父親「遺族におわびしたい」

東京・八王子市の駅ビルの書店で22日夜、女性2人が刺されるなどして1人が死亡した事件で、警視庁に逮捕された自称会社員・菅野昭一容疑者(33)の父親が23日朝、インタビューに応じた。
事件現場となった駅ビルには規制線が張られていて、店の中では鑑識活動が続けられている。
23日早朝、自宅から報道陣の前に姿を現した菅野容疑者の父親は、被害者に対する謝罪の言葉を述べた。
菅野容疑者の父親は「(遺族に)会えるんだったら行って、とりあえずおわびしたい。本当に申し訳ない。(仕事はうまくいってた?)いってたでしょ。(悩みは)相談してればわかるけど、相談がないからびっくりしてる」と話した。
この事件は22日午後9時半ごろ、菅野容疑者が京王八王子駅ビル9階の書店で、アルバイト店員で中央大学4年・齊木 愛(まな)さん(22)の左胸を包丁で刺したあと、女性客(21)に切りつけ逃走したもので、駅近くの路上で警察官に職務質問を受け、犯行を認めたため、緊急逮捕された。
菅野容疑者は調べに対し、「仕事がうまくいかず、両親に相談したが相談に乗ってくれなかった。むしゃくしゃして無差別に人を殺そうと思った。誰でもよかった」などと容疑を認めていて、凶器の包丁について「事前に購入した」と供述しているという。
警視庁は動機の解明を急ぐとともに、犯行の経緯をくわしく調べている。

(07/23 10:59)


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