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回天画像

 

 

 

 

回天の前半部。米海軍により外殻がカットされており内部構造が見れる。艇体の赤とブルワークの赤白塗装も米海軍によるものではなかろうか。綺麗に等間隔で並ぶフレームは外殻に溶接されている。

 

当時の回天の塗粧は艶消の黒一色。訓練時は視認性を高める目的で艇上部を白色に塗装したりもしたようである。

 

 

 

艇後半部。九三式酸素魚雷をそのまま利用した部分。とするとこの部分は径61センチ、前部が径1メートルとなるのだろう。回天は魚雷と潜航艇技術を合体させたものとでも言えるか。

本来水上艦用の九三式魚雷を流用した回天の耐圧深度は80mであり母潜の運用に影響を与えたという。

 

 

 

艇中央部。人力操舵用ロットや操舵用空気管と思われるものは魚雷本体外殻に露出して取り付けられている。艇前後に顕著な段差が見られるが本来はここに整流カバーが付いていたのだろう。

 

ウルシー特攻時に米海軍に回収されたリーフで自爆した回天の写真にも同様の段差が見られるが出撃時の回天の写真ではこの部分はなだらかに整形された形になっている。整流カバーは耐圧性の無い軽易な構造のものだったので衝撃で飛散したものであろう。

 

 

画像其の2