39年ぶりに甲子園に出場する宮崎商業は、大会2日目の第2試合で、熊本県の城北高校と対戦することが決まりました。宮崎商業の初戦の相手、熊本県の城北高校は、22日の熊本県大会の決勝で、専大玉名を相手に11対4と圧勝。春夏連続の甲子園出場で、夏は13年ぶり3回目となります。城北は、ピッチャーの村方兄弟を中心とした守りのチームですが、決勝までの6試合で、37得点と打線も好調です。宮崎商業と城北は、大会2日目の第2試合で対戦、宮崎商業の浜田登監督は、「相手は、甲子園を経験しているチームなので、力の限り戦いたい」と話しています。
北京オリンピックの開幕まで、あと17日!まずは、松田丈志選手の話題です。北京オリンピックに出場する競泳の松田丈志選手が、22日、北京に向けて、地元、延岡を出発、詰め掛けた多くの市民に、メダル獲得を誓いました。200メートルバタフライと400メートル自由形、それに、1500メートル自由形の3種目で、北京オリンピックに出場する松田選手。22日は、オリンピックに臨む、松田選手と久世コーチを激励しようと、JR延岡駅前で出発式が行われました。式には、約200人の市民が詰めかけ、松田選手が、メダル獲得を誓いました。(松田丈志選手)「これまでの練習や、たくさんの方々に支えられてここまでやってきた思いを、しっかり本番にぶつけて、(五輪)本番では延岡が沸騰するような泳ぎをしたい」(松田丈志選手)「本当にいよいよだなと、自分自身も気合が入りましたし、今日来てくれた皆さんに良いところを見せたい」松田選手は、国内合宿や韓国での最終調整を経て、8月5日に北京入りし、9日に行われる最初の種目、400メートル自由形の予選に臨みます。
宮崎市の小中学校も、いよいよ23日から夏休みです。2学期制を導入している宮崎市の小中学校では、夏休みを前に、22日、全校集会が行われました。県内では、2学期制の学校を含む、ほとんどの小中学校で、すでに夏休みが始まっていますが、宮崎市にある、あわせて69の小中学校では、23日から夏休みに入ります。このうち、宮崎小学校では、朝から全校集会が開かれ、遠目塚勉校長が、全校児童400人あまりを前に、「あすから待ちに待った夏休みです。規則正しく計画を立てて生活してください」とあいさつしました。このあと、子どもたちは、夏休みを安全に過ごすための注意事項を、全員で読み上げました。「ついて行かない。知らない人!」(児童は)「おばあちゃん家にいって一杯遊びたいです」「遊んだりダンスの練習したりたまに勉強したりしたいです」「志望校に合格できるように一生懸命勉強したいです。」宮崎市など、2学期制を導入している学校では、8月31日まで夏休みとなっています。
トップセールスのため、北海道を訪れている東国原知事は、22日、稚内にある、国内最大規模の太陽光発電所を視察しました。東国原知事は、太陽光発電所の誘致を目指しているだけに、熱心に視察していました。太陽光発電施設は、去年1月から、北海道・稚内市に建設されているもので、国内最大規模の2千キロワットの容量を誇ります。22日午後、この太陽光発電施設を視察した東国原知事、まずは、担当者から、施設について説明を受けました。続いて、14ヘクタールにも及ぶ、広大な敷地に設置されたソーラーパネルを見学、宮崎は台風が多いだけに、パネルの耐久性を気にしていました。(東国原知事)「どれくらい耐久性があるんですか・・・」約1時間の視察を行った東国原知事、太陽光発電の誘致に、改めて強い意欲を示しました。(東国原知事)「(宮崎は)日照時間とか晴天比率とか、非常に日本でいい方なので、太陽エネルギーとか新エネルギーとか、環境によいとか、そういったイメージで宮崎をPRしたいと思う」県では、高原町のフリーウェイ工業団地などを、候補地の一つとして、太陽光発電所の誘致を進めていきたいとしています。
SNA、スカイネットアジア航空は、機材の不具合により、22日から3日間で、あわせて18便欠航すると発表しました。SNAの欠航は、7月に入り、あわせて71便に上っています。SNAによりますと、新たに不具合が見つかったのは、機体の衝突防止警報装置で、現在も原因は分かっておらず、22日から3日間、合わせて18便が欠航、または欠航予定となっています。調査の進み具合によっては、25日以降も欠航便が出る可能性があるということです。SNAでは、7月に入って、電源システムなど機体の不具合も発生。7月1日から24日までに予定されていた864便のうち、71便が欠航、または欠航予定となっていて、6041人に影響が出たということです。
消費者に安全性をアピールしようと、県内全ての養鰻業者が、薬や餌などの使用基準を盛り込んだ統一のルールをつくり、ウナギの生産管理に取り組むことになりました。この取り組みは、県内の養鰻業者でつくる県シラスウナギ協議会が、去年発覚したウナギの産地偽装などを受けて、実施を決めたもので、県内44全ての業者が参加します。協議会が今回作成したウナギの適正養殖規範では、医薬品の使用や、薬剤の残留検査、それに、出荷作業など、5つの項目で、具体的なルールが定められています。各養鰻業者は、それぞれのルールをチェック票で確認した上で、記録を保管し、消費者からの問い合わせなどに、対応することになっています。県シラスウナギ協議会が、今回、導入したのは、生産管理のポイントを整理し、実践、記録するGAPと呼ばれる手法で、養鰻業者が、全県的に実施するのは、全国でも初めてだということです。また県内の業者のうち、18の業者は、協議会より厳しいルールを独自につくって、生産管理をすることにしています。
22日は、24節気のひとつで、1年のうち最も暑さが厳しいとされる、「大暑」です。県内でも厳しい暑さとなりましたが、日南市では、涼しげな風鈴飾りが街並みを彩っています。22日の県内は、高気圧に覆われ、最高気温が、えびの市加久藤で、35度4分の猛暑日となったのをはじめ、各地で30度を超え、大暑らしい、厳しい暑さとなりました。この暑さの中、日南市飫肥の商店街では、訪れた観光客に少しでも涼しさを感じてもらおうと、約20軒の店の軒先に、陶器やガラスで作られた風鈴が、さげられています。そよ風を受け、風鈴がさわやかな音を響かせると、道行く買い物客が、涼を呼ぶ風情を楽しんでいました。この風鈴の飾りつけ、8月いっぱい続けられます。
宮崎市フェニックス自然動物園では、22日からサマースクールが始まり、小学生が、飼育活動などを通して、動物たちと触れ合いました。これは、小学生に、夏休みの思い出をつくってもらおうと、毎年開かれているもので、初日の22日は、約100人が参加しました。子どもたちは、6つの班に分かれて、動物の飼育を体験、このうち、1年生から3年生は、ウサギやポニーにエサを与えたり、柵の掃除などをしました。(子どもたちは)「うさぎにエサをやるのが楽しかった」「うさぎの掃除をするのが初めてで、うれしかった」動物園サマースクールは、8月6日までに10日間開かれ、約1200人の小学生が参加することになっています。
夏休みに、親子で、ものづくりを楽しんでもらおうと、都城市で22日、陶芸体験教室が開かれました。教室には、都城市や三股町の小学生とその保護者、約250人が参加し、コップや皿など陶器づくりに挑戦しました。(Q土の感触はどう?)「柔らかくて気持ちいいです。」陶芸は初めてという子どもも多く、最初は悪戦苦闘の連続でしたが、親に手伝ってもらいながら、アイデアあふれる作品を次々と仕上げていました。作品は、地元の窯元で焼き上げられた後、夏休みが終わる8月下旬、それぞれの小学校に届けられると言うことです。