岡山放送局

2008年7月22日 20時41分更新

岡山市内でバス共同運行


岡山市を中心に路線バスを運行している2つの会社が、経営の効率化を図るため、岡山市内の重複する4つの路線でバスの共同運行を始めました。

共同運行は、岡山市を中心に路線バスを運行する岡山電気軌道と中鉄バスの2つのバス会社が、燃料費の高騰などを受けて経営の効率化を図ろうと始めたものです。

対象となるのは、岡山市の中心部から国道53号線を通って国立病院や県運転免許センターに向かう4つの路線で、2つの会社がほぼ同じ時間に運行していたバスを統合することで、4つの路線の便数を200便余りから半分の100便余りに減らしました。

共同運行に伴って、岡山駅東口のバスターミナルと天満屋バスセンターでは2つの乗り場が1つに統一され、それぞれの会社のバスが交互に乗り入れていました。

2つの会社では、共同運行によって余った車両を、22日から運行を始めた岡山市中心部と北長瀬駅を結ぶ新たな路線で活用することにしています。