大阪府議会の民主党府議団は22日の議員団総会で、橋下徹知事が提案している08年度一般会計予算案に賛成することを決めた。民主党は今年1月の知事選で対立候補を擁立した野党の立場だが、橋下知事が予算案を修正したとして、賛成に回るという。
記者会見した同府議団の西脇邦雄幹事長は「修正案は私たちの呼びかけを踏まえており、議会の役割を果たすことができた」と強調。関守政調会長は「地方議会で与党も野党もない。是々非々で議論を戦わせていく」と語った。
民主党の対応について、連合系の府労働組合連合会(府労連)の中垣雅雄書記長は「民主にはよくやっていただいたが、橋下知事の壁は厚かった」と話した。