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中国・四川省のチベット僧院で爆発、宗教儀式用の火薬に引火

  • 2008年07月23日 00:14 発信地:北京/中国
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中国・甘粛(Gansu)省夏河(Xiahe)にあるチベット(Tibet)仏教の僧院ラブラン寺(Labrang Monastery)の僧侶(2008年3月13日撮影。本文とは関係ありません)。(c)AFP/Mark RALSTON

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【7月23日 AFP】中国国営新華社(Xinhua)通信は22日、四川(Sichuan)省甘孜(Garze)チベット(Tibet)自治州にあるチベット仏教のGonchen寺で今月12日、宗教儀式に使用する火薬が爆発したと報じた。この事故で寺院は倒壊し、僧侶2人が死亡、4人が負傷した。

 同通信によると、電気がショートし、貯蔵されていた黒色火薬に引火したとみられている。また、この寺院では、安全規則に違反して716キロの火薬が貯蔵されていたという。火薬の成分は明らかにされていない。

 死亡した僧侶2人は16日に埋葬され、残っていた火薬も当局が管理下に置いているという。

 一方、同通信は、この事故がなぜすぐに報道されなかったかについては触れていない。

 甘孜では、3月14日にチベット自治区の中心都市ラサ(Lhasa)で反中国の暴動が発生して以降、チベット人と警察部隊との間で衝突が発生した。(c)AFP

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