回天画像 5
縦舵と横舵。九三式酸素魚雷そのままの部分。追加された人力操舵用?のロッドが延びている。
縦舵は安定鰭内に設置。横舵は安定鰭後端となっている。
スクリュー部。元々が魚雷であり舵がスクリューの前についている回天の旋回性能は悪かったという。水平安定鰭先端部がスクリュー後端まで延びてスクリュー・ガードになっている。
前方より回天乗員部を見る。正面特眼鏡右(乗員の左手)に見えるのがその昇降ハンドル。
特眼鏡握りの左に縦舵機のジャイロ。乗員座席の前は下部ハッチ。
右の緑色の木箱に把手がついたものが電気信管把手。
この把手は起爆の位置になっているようだが、艇員席側の位置にある把手をしっかり握っていれば命中と同時に電気信管も自然と起爆するということになる。
任意自爆する場合もこれでと言うことだったようだ。