2008年7月22日 18時38分更新
部落解放同盟福岡県連合会の定期大会が福岡市で開かれ、「人権侵害救済法」の早期制定に向けて取り組むなどとする大会宣言が採択されました。
福岡市早良区の早良市民センターで開かれた部落解放同盟福岡県連合会の今年度の定期大会には、県内の22の地区協議会の代表などおよそ500人が参加しました。部落解放同盟の中央本部の委員長も務める福岡県連合会の組坂繁之副委員長が「福岡県内の各支部や協議会が人権のまちづくりの中心を担い、全国的な部落解放運動のリーダーとなる決意のもと、一致団結して頑張りましょう」とあいさつしました。
また、福岡県連合会の松本龍委員長は「厳しい差別と闘ってきた先人たちの思いを胸に刻んで、私たちも差別がある限り闘っていくことを誓いましょう」と呼びかけました。
このあと、独立した人権救済の機関を設置することなどを盛り込んだ「人権侵害救済法」の早期制定に向けて取り組むなどとする大会宣言が採択されました。