送信日時:2008/07/22
情報種別:渡航情報(スポット)


中国:雲南省昆明市内におけるバス連続爆発事件の発生
本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
1.7月21日午前7時頃及び午前8時頃、中国南西部雲南省昆明市内におい
て、公共バスが2か所で相次いで爆発し、2人が死亡、14人が負傷する事件
が発生しました。

2.報道によれば、事件発生後、雲南省は、全省で道路、水路の治安・交通管
制を実施しています。また、路上パトロールを強化し、雲南省、昆明市に出入
りする主要道路において検問を行い、犯罪被疑者の逃走を防止するため、疑わ
しい人間に対する検査を行っております。さらに、交通、鉄道、航空公安機関
も安全防犯措置を強化し、国境警備部隊も各国境、道路の管制活動を行ってお
ります。

3.今回の爆発事件の実行者や背景等詳細については現時点では不明です。
しかしながら、中国に渡航・滞在される方は、かかる事件が発生したことを踏ま
え、次の点に留意しつつ、安全確保のため十分に注意してください。
(1)列車、路線バス等不特定多数が利用する公共交通機関の利用は、可能な
かぎり控えてください。特に朝夕のラッシュ時の利用を控えるようにしてくだ
さい。
(2)マーケットやバス停など人の集まる場所での用事は、短時間で効率的に
行うとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速や
かにその場から離れてください。
(3)集会やデモが行われている場所には、決して近づかないでください。
(4)万一、被害に遭った場合や周囲に異常を発見した場合には、速やかに在
重慶総領事館、在中国日本国大使館又はその他の日本国総領事館(下記参照)
へ御連絡ください。

4.なお、爆発事件等に関しては、以下も併せて御参照ください。(パンフレットは、
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.htmlに掲載。)
(1)2008年6月27日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」


(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
 住所:千代田区霞が関2−2−1
 電話:03−3580−3311(内線)3678
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
 住所:千代田区霞が関2−2−1
 電話:03−3580−3311(内線)5139
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
 住所:千代田区霞が関2−2−1
 電話:03−3580−3311(内線)2902又は2903
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/ 
(携帯版):http://www.annzen.mofa.go.jp/i/
○在重慶日本国総領事館
電話:(86−23)6373−3585
FAX: (86-23)6373ー3589
住所:重慶市渝中区鄒容路68号大都会商廈37F
○在中華人民共和国日本国大使館
・北京市建国門外日壇路7号(本館)
 電 話:(86−10)6532−2361
 FAX:(86−10)6532−4625
・北京市東三環北路2号南銀大厦2階(領事部)
 電 話:(86−10)6410−6970
 FAX:(86−10)6910−6975
○在広州日本国総領事館
電話:(86−20)8334−3009
○在上海日本国総領事館
電話:(86−21)5257−4766
○在瀋陽日本国総領事館
電話:(86−24)2322−7490
○在香港総領事館
電話:(852)2522−1184
○在大連出張駐在官事務所
電話:(86−411)8370−4077



別添資料
なし


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