民主党の小沢一郎代表は21日夜、岩手県宮古市の集会で、次期衆院選について「私にとって自分の政治生命すべてを懸けた戦いだ」と述べ、政権交代が実現できない場合には議員辞職も辞さない覚悟で臨む考えを強調した。
衆院解散・総選挙の時期については「任期満了の来年9月まで延ばすことは絶対できない。それだけの力はもう自民党にはない。必ず半年前後の間に総選挙は行われる」と指摘した。
同時に「小泉政権が進めた政策の結果、急速に格差が広がり、不公平、不公正な社会になっているが、自公政権は政策を変えようとしていない。政権を変える以外に方法はない」と訴えた。
鳩山由紀夫幹事長も広島市での講演で「私も小沢代表も最後の勝負を懸けている。勝てなければ立つ瀬はなく、それ以上政治をやっている価値はない」と述べた。