高校野球県大会は、21日、決勝が行われ、宮崎商業が、2対1で日南学園を破り、39年ぶり4回目の甲子園出場を決めました。
海の上では、大型巡視船「はやと」の体験航海が行われました。鹿児島海上保安部に所属する「はやと」は、全長105メートル、総トン数3100トンで、海難救助など、海の安全を守っています。巡視船には、家族連れなど、約600人が乗り込み、さわやかな海風を受けながら、シーガイア沖でのクルージングを楽しみました。そして、参加者たちは、海上保安官の制服を試着したり、海上保安本部の訓練の様子を見学していました。このうち、不審船への対応訓練では、迫力ある空砲射撃が披露されていました。(子どもたちは)「楽しかった。(どこが楽しかった?)ヘリコプターが飛んできたところ」「船が斜めになったりするところが、すごく面白しろかった」そして、最後には、乗組員たちによるひょっとこ踊りの、パフォーマンスも飛び出し、参加者たちは、約2時間の海の旅を、存分に満喫していました。
海の日の21日、漁業の町、南郷町では、「海の幸」を囲んで、笑顔の広がる一日となりました。新鮮な海の幸を求めて、賑わいを見せる、目井津港の港の駅「めいつ」。地元で水揚げされるカツオやマグロなどを、格安で提供する南郷漁協の直営店です。「海の日」の21日は、県内外から、家族連れなど、200人を超える人たちが訪れ、魚料理を楽しんだり、干物などを買い求めていました。魚価の低迷に、燃料の高騰…厳しい経営環境の中で、7月15日には、全国一斉休漁の事態を迎えましたが、港を訪れる客たちからは、「海の幸」への感謝の言葉も聞かれました。(宮崎市の主婦)「マグロ、カツオがすごくおいしい。(燃油が)高くなっているが、消費者としてはいっぱい食べたい」(福岡市の家族連れ)「今、漁師さんたちも、大変だと思うが、私たちもおいしい魚をいただいて、漁師さんたちも頑張っていただきたい。」(港の駅めいつ・谷村勝徳支配人)「漁業者の皆さんと一緒になって、魚をアピールしていきたい。魚離れとならないようがんばっていきたい」港の駅「めいつ」では、漁協と連携しながら、魚の消費拡大を図っていきたいとしています。
連休は21日で終わりですが、子どもたちにとっては、長い夏休みが始まります。宮崎交通から、このほど、小学生以下なら、路線バス乗り放題という、夏休み限定チケットが売り出され、人気となっています。販売されているのは、路線バス乗り放題フリー乗車券、その名も「バスポート」です。価格は2千円で、夏休み期間の8月31日まで、宮崎交通の全ての路線バスが乗り放題となります。(宮崎交通・乗合企画課・山野耕平さん)「夏休みというものは魅力的であり、子どもの成長にとって、かけがえのない、大切な時間なのだと感じております。その大切な夏休みの思い出作りに一役買いたいという思いからこのバスポートは誕生しました。」「バスポート」は、パスポートを意識した作りで、証明写真を貼って、個人IDも発行されます。(子どもたちは)「これを使っていろんなところに行ってみたいなと思いました」「都城のじいちゃん、ばあちゃんちに行くからです」「バスポート」は宮交シティバスセンターなど、県内15か所にある、宮崎交通のバス商品販売窓口で購入できます。
門川町の大丸地区では、地元住民が育てた約8千本のヒマワリが、見頃を迎えました。子どもからお年寄りまで、世代を超えて交流を深めようと、門川町大丸地区では、今年5月上旬から、住民約100人が一緒になって、ヒマワリを育て始めました。10アールの水田には、色鮮やかなヒマワリ約8千本が、太陽に顔を向けて咲き誇り、地元の住民たちも満足げな様子です。(地元の子ども)「気分が明るくなる。黄色くて、夏っぽい」住民たちが心通わす、大丸地区のヒマワリは、7月いっぱい、楽しめるという事です。
小林市のコスモス牧場では、子どもスケッチ大会が開かれました。動物に親しんでもらおうと、コスモス牧場が開いたこの催し、幼稚園児や小学生など約40人が参加しました。子どもたちは、クレヨンや絵の具を使って、ヤギやポニーを描いていました。子どもたちの描いた全ての作品が、8月、コスモス牧場に展示され、優秀作品の表彰も予定されています。
県内有数の観光地、高千穂峡で、毎年恒例のライトアップが始まりました。高千穂峡のライトアップは、高千穂町観光協会が、毎年この時期に行っているものです。ライトアップは、「真名井の滝」と「玉垂の滝」の2か所で行われ、暗闇に浮かび上がる幻想的な雰囲気が、訪れた人の目を楽しませています。涼しさの漂う高千穂峡のライトアップは、9月7日まで毎日行われます。
串間市で、県内のトップを切って、早期米の収穫が始まりました。このうち、串間市南方の森通弘さんの水田では、3月に植えられた超早場米の「あきたこまち」が、黄金色に色づき、家族総出で刈り取り作業に追われています。去年の早期米は、台風などの影響で、過去最悪の品質となりましたが、今年は、今のところ、病害虫の被害も見られず、品質、収量ともに上々だと言うことです。JAはまゆうでは、23日、早期米の検査を行った後、初出荷することにしています。県南の早期米は、7月下旬に収穫のピークを迎えます。