岡山放送局

2008年7月21日 19時9分更新

新見で早朝座禅


地域の人たちが集まって、夏の暑さに負けない精神の修行に励もうと岡山県新見市で21日、早朝座禅が行われました。

この早朝座禅は、夏の暑さに負けない精神を養ってもらおうと、新見市で地域づくりの活動をしている人たちが呼びかけたもので、標高500メートルにある済渡寺には、空が白み始めたころから地域の人たちが集まりました。

そして午前6時、朝霧が立ち込める中、本堂に小学生や中学生を含むおよそ30人が集まり、鐘の音を合図に、静かに座禅を組みました。
早朝のピンと張りつめた空気の中本堂には小鳥のさえずりやセミの鳴き声だけが響き、参加した人たちは静かに目をつぶって精神修行に臨んでいました。
なかには、途中で姿勢が崩れてしまい、住職から「きょうさく」で肩をたたいてもらう人の姿も見られました。

座禅は30分ほどで終わり、参加者たちは、「まわりの景色を見ながら座禅をして、気持ちが良かった。」などと話していました。