2007年8月2日 (木) 8:01 サンケイスポーツ
【シアトル7月31日(日本時間8月1日)】マリナーズのイチロー外野手(33)はエンゼルス戦で3打数1安打。打率.347でトップに返り咲き、7年連続30盗塁もマークした。
7点を追う八回裏。先頭のイチローはセーフティーバントを決め、すかさず二盗。この一連のプレーに対し、米国記者は「7点差の終盤でバントはしない。盗塁もしない」と首をかしげ、相手捕手が二塁に送球したのも「不文律を破ったことに対する抗議ではないか」と指摘した。
が、イチローは「サードがそこにいたから」と三塁手の守備位置が深かったと説明。盗塁に関しても「あのモーションなら」と平然。覇気を見せることなく凡打を繰り返す同僚に、何か伝えたいことがあったのか? と聞かれても「今の状況で、そんなことは必要ない。そういうものはリスクを伴うものでしょ。きょうは何のリスクもない」とサラリと答えた。
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(8月2日 9時58分 更新)
日本人投手全三振はありません