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2008/07/21

眠たい幼女最強伝説

ヒグマそこが知りたい―理解と予防のための10章 ヒグマそこが知りたい―理解と予防のための10章
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2001-08

よく勘違いしている人がいるんだが、日本で猟に使う日本犬というのは、大きくて凶暴なのが良いわけじゃない。甲斐犬の伝説にあるんだが、年老いたマタギが言うには、「身体の小さな牝犬が良い」というわけだ。身体の小さな牝犬は臆病なので、獲物を発見しても騒がない。そっと飼い主のところに戻って報告する。獲物を追いつめると、離れたところから吠えて威嚇するが、飛びかかったりしない。獲物をしとめるのは人間の仕事だからだ。

いくら犬が大きくて凶暴でも、猪や熊にかなうわけがない。雄犬は無駄に飛びかかって食いつくので自分が怪我をしてしまう。なので、マタギは「臆病で小さな牝犬を一匹だけ連れて猟をする」のだそうです。




【北海道】ヒグマがテントを押し、中学生の長女が押し返す 5人家族無事 羅臼町
1 : ◆KIHA55jUA2 @キハ55φ ★:2008/07/21(月) 02:56:12 ID:???0
20日午前4時ごろ、北海道羅臼町湯ノ沢町の「国設羅臼温泉キャンプ場」で、北見市の5人家族がテントで就寝中、外から何かが押していることに、中学生の長女(12)が気づき押し返した。
すると再び押され、今度は足でけったところ収まったため再び寝入った。
その後、テントを見ると一部が破れており、つめのような痕跡を発見。
通報を受けた根室支庁は、ヒグマが現れたとみている。けが人はなかった。
根室支庁と中標津署によると、当時他の家族は気づかなかったという。
別のキャンパーがそのころ、黒っぽい動物が逃げて行くのを目撃した。
再び出没する可能性もあるため、キャンプ場は安全が確認されるまで閉鎖された。
現場は国道334号(知床横断道路)の近くで、クマの目撃例が時々ある。
6 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 02:57:44 ID:XEz0qUTm0
>今度は足でけったところ収まったため再び寝入った。

!?
9 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 02:58:37 ID:Xf1VTCX3O
クマ「ぅわょぅι゙っょす」
10 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 02:58:42 ID:sr4dK1Tn0
金太郎^^
14 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:00:31 ID:w1EP69SX0
なんまらだべ!
19 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:00:52 ID:3g3Zvhfi0
ヒグマ「何だこれは……押してやれ」→「押し返された」→「痛い……逃げよう」
22 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:01:09 ID:LnNloGkoO
再び寝入ったって、どこの豪傑だよw

そんな事があったら恐くて寝られねーよ
24 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:01:50 ID:TqDJc5Vy0
この娘になら犯されてもいい
30 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:03:22 ID:mjy/1kBt0
まあ熊にしても、何なんだかわからないものからいきなり蹴られたらびっくりするだろうよ
33 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:03:52 ID:xxkPcoWM0
まじでテントは4方に窓が欲しいと思う。
夜中に動物の気配(息や音)が聞こえることは普通にある。
35 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:04:13 ID:IhgvsvqO0
熊がJCの匂いを嗅ぐように鼻を押しつけているところへJCの蹴りが鼻面へ入ったと想像する。
36 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:04:13 ID:XQYWTXuK0
蹴んなよw
37 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:04:15 ID:PSF9m8n50
寝たのかw
39 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:04:23 ID:EDklOc6J0
そりゃ三角形の自分より大きい生き物が動いて蹴ったんだから怖いだろ
40 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:04:31 ID:7hftyaQO0
夏休みが明けると女は変わる・・・・・・。

熊殺しに・・・・。
46 : ◆GacHaPR1Us :2008/07/21(月) 03:05:56 ID:rKgMaBSo0
熊の弱点は眉間と鼻なのよね。
で、なんか食いもんの臭いするよね-って感じでテントに鼻つっこんだら、おいおい、なんか押し返してきたぞ、なんだなんだ?と思ってもう一回チャレンジしてみた初っ端に「眠いんじゃぁ、ボケがぁ!!」って、幼女からリアル・ヤクザ・キック略してRYK喰らってビビって、はいさようなら。
67 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:09:53 ID:eGP19Eb4O
オレの股間もテント張ったら蹴られちゃうのかな(;´д`)
70 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:10:42 ID:QFNpgnKW0
クマも怖かったろな。
押して見たら押し返されて、最後は蹴られたんだぞ。テントに
71 : ◆GacHaPR1Us :2008/07/21(月) 03:10:58 ID:rKgMaBSo0
北海道の山でテント泊何回か、したことあるにはあるが、決して水場の傍には展帳しなかったな。怖くて。

なんか犬連れて旅するのがいいような気がする。
95 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:15:06 ID:jDk/EKUR0
北見の女子中学生ならヒグマぐらい蹴るだろう。
98 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:15:28 ID:mdARi0s90
たぶんテント自体を生き物だと思って自分よりでかいからあきらめたんだろうなあ
101 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:16:12 ID:zIyBXX9w0
クマ「鼻を蹴られて痛いお・・・」
114 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:19:32 ID:mdARi0s90
>>99
眠い子ども最強。
まあ誰かのいたずらだと思ったんだろうねえ。
109 :別ソースです。 ◆KIHA55jUA2 @キハ55φ ★:2008/07/21(月) 03:18:16
女子中学生、テント押すヒグマ撃退 知床、妹と思い蹴る
20日午前4時ごろ、北海道羅臼町にある羅臼温泉野営場にヒグマが現れ、北見市の女子中学生(12)らが寝ていたテントを襲った。ヒグマはテントを外から押し続け、中学生が内側からキックで応戦すると、ささやぶに逃げたという。テントは約50センチ裂けたが、中学生にけがはなかった。
同町などによると、家族5人でキャンプに来た中学生は寝ぼけていて、テントを押すヒグマを妹(10)のいたずらと勘違い。
手で押し返していたが、あまりにしつこいのでキックしたという。
そばにいた母(40)の目には、テントのシートの向こうにヒグマの影が見えていたという。
当時はテント二十数張りに約50人がおり、目撃者もいた。体重70キロ前後の若いヒグマとみられる。
最初はシカの親子を追っていたが、においをかぐようなしぐさでテントに近づいたという。
若いと人間の怖さを知らず、対処を誤れば非常に危険。
町職員は「ヒグマだと思って大騒ぎしていれば危ないところだった」と話した。
121 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:21:33 ID:z2SI16jC0
道民のガサツさがよくわかるニュースですね
128 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:23:05 ID:LwI0DtY0O
一番美味しい年頃の姉妹を襲うだなんて

グルメな熊さんだな
156 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:29:37 ID:fvJqDVTkO
素晴らしい。10年、あと10年たてば、ぜひ求婚したい。
162 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:32:07 ID:OLA3Tt2a0
裏側の斜里町とか観光地のヒグマは人間が近づいても逃げない新種が今は多い
猟師達も慣れてて浜で仕事中に近づいて来ても追い払わない
変な動きしない限り
羅臼のもまだ緊迫感の無いヒグマで、だからそれくらいですんだんだろ
知床のヒグマが飢え過ぎ状態になったりしたらこんなんじゃすまんよな
熊に詳しい有名な写真家がカムチャッカらへんで最後はテントしててヒグマに殺されたが同じヒグマでも、北方領土より北になればなるほどヒグマの身体が大きくて凶暴だ
そんなヒグマに出会ったら必ず殺されるな
168 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:34:10 ID:DOfu/2PI0
夏休み明けには「熊より強い」「熊殺し」等の噂を立てられ
その噂で盛り上がってる片思いの相手を目撃して
涙で枕を濡らしたりするんだきっと
170 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:34:19 ID:yfGwgPXU0
多分、運良く鼻面を蹴ったんだろうな
鼻以外なら蹴ってもヒグマは全然驚かないし、ひるまない
177 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:37:23 ID:Vx6KLBdN0
          /\
         // \\
       //    \\
      / 幼女出没注意..\
    // ∩___∩  \\
   //    | ノ --‐'  、_\  \\
 //     / ,_;:;:;ノ、  ○ |.   \\
 \\    |    ( _●_) .ミ   //
   \\  彡、   |∪|   ミ //
    \\ /    ヽノ  ̄ヽ /
      \\       /\ 〉
       \\.   //
         \\.//
          \/
196 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:44:26 ID:mwrghYOc0
高校の頃にテント背負って夏休みに自転車旅行してた頃、外からテント押されたことあるなぁ・・・

押し返したら居なくなって、更に寝てたら今度はなにやらもぞもぞと押してる模様。
起きたらまた逃げた。

後で考えるとありゃ阿部さんだったな
200 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:47:27 ID:IhgvsvqO0
親から離れたばかりで好奇心旺盛な奴だろう。
でも、タイマンなら中学生じゃ勝てないと思うよ。
ブラインドの蹴りが鼻にクリティカルヒットで逃げただけでクマに致命傷は与えていないから。
202 :名無しさん@九周年:2008/07/21(月) 03:48:58 ID:ApakMfaeO
長野で野宿してた時、足元に小熊がいた事ならあるよ。
ムクって起きたらダッシュで逃げてった。
デカい熊じゃなくてよかった…

コメント

今日の野次馬さんのリード文には鳥肌が立ちました。
かっこいい。
ところで鳥肌実は抹殺されたんですか?

襲われて死んだとか大けがしたとかってニュースが全国で流れるから凶暴な
イメージが強いだろうけど、ヒグマは手負いじゃない限りイキナリ襲ってきたり
はしないものですよ。
普段はエサと好奇心で動いているようなものです。
私も秋に某海岸でサケ釣りしてた時に後ろに熊がいた事がありましたよ。
ちょうど引いてる時だったのでガサガサやってるのに気がつかなかった。
サケ釣り上げて一息ついて後ろ見たら目が合っちゃって...
普通に行っちゃいましたけど、結構そんな経験した人は多いです。

怖いもの知らずって感じかな。
けどまあ、無事で何より。

北海道は昔だけど、ヒグマが村を襲って、
7人死亡、3人重症という「三毛別羆事件」があった。
これを題材にして書かれた小説が吉村昭の「羆嵐」。

遭遇は、たいていはクマのほうで先に人間に気づいて、
離れてくれるんだけど、出会い頭や、
子連れの親クマが防衛のために襲ってくるケースもある。
結局は運のよしあしという話かも。
残飯の味を覚えて、民家に出没のクマも増えてるらしい。
冬眠しそこなった「穴持たず」はとても危険という話。
アラスカでグリズリーの研究者がクマに襲われて死んだ事件、あれ当人のビデオが回り続けてた・・・・。
叫び声がいやにリアルで、怖かった。

あと覚えておいたほうがいいのは、
クマが吃驚、というか警戒>攻撃モードになりやすい音は、
人の大声とかよりも、ザッて何かがこすれる音。
クマが近くにいたら、足で急に地面を擦ったり、
口でシャッ、シャーって言うのはヤメレ、たぶん危険。

ちなみにクマ>キャンプ場はこんな感じかと、

 http://jp.youtube.com/watch?v=CARM1-ZQYb4

アラスカ内陸の原住民であるアサバスカインディアンの中には、1970年
代初頭まで、グリズリ―を槍で獲る連中が居た。

乾燥したトウヒの長い柄にカリブーの角の穂先を付ける。
柄の手元側も鋭く尖らせて。

狙っているグリズリ―正面に走り出て、槍で突き続ける。

ココでやられたらハイそれまで。

熊の攻撃を交わしながら、相手が激怒して立ち上がり、飛び掛って
くる瞬間を待つ。
熊が飛ぼうとしたその瞬間、槍の柄を大地に深く突き刺して、
同時に襲い掛かる熊の前足の間から転がり出る。

勢い余って熊は人型に槍で貫かれ悶絶。しかし長い槍の柄が邪魔に
なって、転がる事すら出来ない。

こうなたら近くに放りだしてあった斧をやおら取り上げ、脳天に一撃。

長らく彼等の間でグリズリ―は、厳しい自然環境の畏れと力の象徴
として半ば信仰の対象でもあった。

はぁ・・今じゃ、このクソタレインディアン共ときたら・・・・・。

山で熊と出会っても、死んだふりをすればよいというのは誤解。木に登って逃げても熊は木登りの達人。一番効果的に逃げれると思われるのが、山の斜面を全速力で下ること。四足歩行の動物(特に巨体動物)は、斜面を下るのが苦手なのである。

>身体の小さな牝犬が良い
それでるんみぃちゃん飼ってるんですか?

 戸川幸夫の直木賞受賞作に「高安犬物語」があるが、あれはやはり、熊を狩りするための犬で、オスだった。つまり、猟師とともに戦う勇猛な犬だったのだろう。ただ、地域的にはツキノワグマの山形近辺だからヒグマとは大きさが倍くらい違う。戦う犬よりもすごすご逃げ帰ってくる犬の方がマシなんだろうね。

有り難いことに山でクマと出会ったことはない。
ただ、八ヶ岳で、麓へ向けて下山中に登山道を見失い、迷っている最中にクマの足跡を発見して腰を抜かしかけたことはある。
河原の砂地に点々と続く直径25センチくらいの大きさのが…。
それから二時間ほどかけて人の歩く道に出るまで、アドレナリンが全身の毛穴から噴出すほどに濃密な時間を過ごした。ゾッとする思い出だが、妙になつかしい。

戦わせて捕る方法と、戦わせずに捕る方法の2つがある。

戦わせて捕る方法は、猪猟とかがそうなんだが、今は法律で
禁止。猪を追い込んだら、3~5頭の犬を放つ。そうすると、
それぞれが自分の体の数倍もある獲物の急所に喰らい付く。
振り回されようと岩に叩き付けられようと、絶対に顎を緩める
ことは無い。猪の動きが止まったら、
猟師は腰の槍を抜いて心臓をズブリ。これでおしまい。

犬にも向き不向き(運不運?)が有って、猪の待ち伏せに会い、
あっさり腹を牙でぶっ割かれるのもいる。こうなったら助からない。
キュんキュン鳴いてへたり込むやつもいれば、自分のハラワタ食
いちぎってまた向かっていくやつもいつ。どっちにしろ死んでしまう。

犬の消耗が激しいが、これほど血の沸き立つ見世物は無い。
あ、俺はやらんけどね。なんせ猪(イノブタ)の牙でばっさり
やられちゃ、100万からの手間をかけた犬がパーだ。

戦わせずに捕る方法とは、これも犬の性格というか技によるが、決して
正面からはやりあわず、挑発とけん制を繰り返して獲物を
釘付けにしてしまう。そしてこんな優秀なやつは、当然ご主人様
の弾道も読めている。

よろしいところでズドン。

しかしこれほどの犬には、3回生まれ変わってもめぐり合えるかどう
かだ。

西洋の鳥獵犬はポインタやらセッターやらレトリーバと、役目が品種名に謳はれてゐたりしますが、我が國では然に非ず。品種改良の産物ではないと云ふ事でせうかね。本州にアイヌ語起源の地名はあつても、(アイヌ語との關連も云はれる)マタギの言葉(や風習)が一般的でないのは、やはり稻作文化こそが本流で狩獵文化は傍流に過ぎないのかと考へてみたり。まあ妄想ですが。

>稻作文化こそが本流で狩獵文化は傍流に過ぎないのかと

地域によって狩獵文化は残り方に濃淡の差があるように思われます。また、マタギだけが、日本の唯一の狩猟伝統と言えるのか、愚生は疑問に思います。千葉徳爾さんの『狩猟伝承 (ものと人間の文化史 14)』などは面白いですよ。

さて、諏訪明神の「神文」に、「業尽有情 雖放不生 故宿人天 同証仏果」という偈(げ)がございます。これは江戸時代まで、東日本の猟師が仕留めた獲物に向かって、食べてやるから安らかに成仏せよと引導を渡すさいの一種の呪文です。神仏分離によって破壊された伝統ではありますが…。。

また、菅江真澄の紀行文にある諏訪大社・上社の酉の祭の神饌が、茅野市の神長官守矢史料館にレプリカですが再現展示されています。

http://blog.goo.ne.jp/komiyuwazannka/e/bb1d9121400ec502e017c83adca7b4cc

海産物がほぼゼロの神饌というのも珍しいと存じますし、なにより縄文時代からの狩猟文化の遺風を色濃くとどめているものと思います。
あと、狩猟文化と申せば、岩手県西和賀郡の碧祥寺博物館があります。
  長文失礼しました。

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