株式会社NTTデータは、医療機関／薬局など向けに、既存のインターネット環境を利用して審査支払機関へのレセプト（診療報酬明細書）オンライン請求を可能とする「レセプトオンライン接続サービス」を、9月より提供する。価格は、オープン価格となっている。

　「レセプトオンライン接続サービス」は、ユーザのインターネット環境にルータを設置することで、インターネット上で医療機関と審査支払機関との間に仮想的な専用線を構築し、セキュリティに優れたレセプトオンライン請求専用のネットワークを提供するサービス。Windows／Linuxなど主要なOSに対応し、既存のPCやインターネット回線を利用することができる。ユーザの環境に合わせてセキュリティ設定済みのルータを接続することで利用でき、既存PCへのVPNソフトなどのインストールは不要となっている。

　暗号化技術IPsec／IKE（インターネット鍵交換プロトコル）を用いて、インターネット上で要求に応じて任意のルータ間で安全／簡易にVPNの開設を制御できる技術“オンデマンドVPN”により、ネットワークのセキュリティに優れているほか、固定グローバルIPアドレスが不要など、既存環境の変更を抑えて利用することができる。運用後のサポートを含めた包括的なサービスも提供される。これらにより、複雑な設定が不要で、ガイドラインに準拠したレセプトオンライン請求専用の環境を利用することができる。

出荷日・発売日	−−−
価格	オープン価格
ニュースリリース

　　※ニュース文中のIT単語帳へのリンクは自動で行っているため、適切でない可能性があります。ご了承ください。