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07/19-12:58--打ち上げ1000発削減 岡山の花火大会 背景に警備費増加

 「第8回おかやま桃太郎まつり」の納涼花火大会は8月2日、岡山市の旭川西中島河原で打ち上げられるが、昨年より1千発削減され、16年ぶりに4千発になる。  9年ぶりの土曜日開催で、時間は午後7時半〜同8時半と、昨年より30分短い。市中心部は、同6時半から同9時半まで交通規制。岡山操車場跡地に約2500台の無料駐車場が用意され、千日前まで15分ごとにシャトルバスが運行される。  同花火大会は、1974年に2600発でスタートし、88〜92年は4千発、93〜95年は5千発、96〜97年は5400発まで増加。98年から5千発だったが、今年は4千発に減る。  岡山の場合、会場が中心市街地のため、警備や設備で経費がかさみ、事業費に占める花火代の割合が低いのが特徴。他都市では6〜7割だが、岡山は3分の1以下という。  世相を反映し、必要な警備員、ガードマンの数は増加傾向。分別でごみ処理経費などもかさんでおり、実行委員会事務局の岡山商工会議所は「支出はいくら節約しても追いつかない。花火代を節約するしか手がない」と嘆く。  昨年は約100万円の赤字を出しており、今年は花火代を200万円節約した。  企業からの協賛金は、昨年に比べ増えたが、ピーク時からは約400万円減少。岡山市の負担金は、今年は前年と同額だったものの、2年ごとに削減されている。

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