2008年7月20日 22時31分更新
未成年者の喫煙を防ぐため、たばこを自動販売機で買うときに、成人かどうかを識別するカード「taspo」が県内で導入されて2か月あまりたちましたが、県内のカードの発行数は10万7000枚余りで喫煙者の27%にあたることがわかりました。
「taspo」は、たばこを自動販売機で買うときに購入する人が成人であるかどうか確認するためのカードで、県内ではことし5月に導入されました。
日本たばこ協会によりますと岡山県内の喫煙者は39万6000人余りと見られていますが、カードの発行枚数は、先月末までに10万7769枚で、喫煙者全体の27.16%にあたることがわかりました。
「taspo」の導入前に、常時、自動販売機でたばこを購入している人は、14万3000人余りと見られており、このうちのおよそ75%の喫煙者がtaspoを持っていることになります。
日本たばこ協会では、県内でのカードの発行は順調に推移していると見ており、たばこメーカーと協力して「taspo」の普及をさらに進めて、未成年者の喫煙を防いでいきたいとしています。