KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年7月20日(日)の KCT TVニュースから]

美観地区・倉敷川乗り場 木製の階段と桟橋を設置(倉敷市)

倉敷美観地区で倉敷川の川舟の乗り場に木製の階段と桟橋が設置され、利用者らから好評を得ています。
階段は幅1メートルあまりで、桟橋まで踏み板が5段あり、従来のものに比べて段差が少なく、手すりも設けられ、安全性が高まっています。従来の乗り場に続く階段「雁木」を復元する工事を行うため、これまでよりおよそ30メートル南の「雁木」に仮設の乗り場として設置されました。「雁木」を巡っては石段の高さなどがふぞろいで、観光客の安全性を確保しようと倉敷市が改修しました。しかし、伝統的建造物群等保存審議会に諮らずに改修したとして、地元住民団体などの要望も踏まえ、復元されることになっています。3連休中日の20日、美観地区には多くの観光客が訪れ、川舟が好調。仮設の乗り場も「乗り降りがしやすい」と好評を得ていました。川舟は8月31日までの夏休み期間中は2時間延長し、午前9時から午後7時まで運行されます。

「児島市民病院を守ろう」市民の集い(倉敷市)

医師不足により厳しい運営が続く児島市民病院を守り、地域医療のあり方を考える集いが瀬戸大橋架橋記念館で行われました。
この集会は、倉敷市職員労働組合児島市民病院分会の呼びかけで開かれ、児島地区の住民およそ220人が集まりました。児島市民病院を巡っては今年の4月以降、常勤の内科医6人が全員退職し、現在、非常勤の医師や外科の医師が内科の患者を診察するなどの対応をしています。さらに10月には産科の医師の退職も決まっており、児島地区で唯一出産ができる児島市民病院の今後に市民から不安の声が上がっています。集会では、宇和島市立吉田病院の石村貴彦さんが、自治体病院の役割について話し、医療・福祉への市民ニーズに行政は責任を果たすべきと訴えました。倉敷市職員労働組合では、児島市民病院を守るための組織を立ち上げ、市民の署名を集めて倉敷市の伊東市長に提出する予定です。

三渡海サッカー大会(総社市)

サッカーを通じて日本海・瀬戸内海・太平洋をまたぐ地域の交流を図ろうと、総社市長杯「三渡海サッカー大会」がはじまりました。
この大会は、他県のチームと交流を深めようと総社市スポーツ少年団が毎年この時期に開催しています。今年は中国四国地方を中心に小学生120チーム、中学生60チームが参加。初日の20日は、小学生の部の予選リーグが行われました。このうち、岡山県立大学陸上競技場の第2試合では、去年、小学6年生以下の部で優勝した総社JFCが登場。倉敷市のオオタFCと対戦しました。試合は白熱した展開となり、序盤はともに得点を奪えず、0対0で前半を折り返します。後半に入ってまず、オオタFCがゴール前の混戦から押し込み、先取点を挙げます。しかし、総社JFCも譲らず、すぐに1点を返し、1対1で引き分けました。大会2日目の21日は予選リーグ1位から4位のグループに分かれ、順位決定戦が行われます。また、26・27日には中学生の部が開催されます。大会では毎年、地元チームが上位に食い込んでおり、総社市のチームの技術向上にもつながっています。

(最終更新 07/20-18:15)

KCT市民チャンネル インターネット配信中!
市民チャンネガイド
市民チャンネル番組ラインナップ
今月の市民チャンネル番組表
ページの先頭へ