福島県沖を震源として19日午前に発生した地震で、気象庁が自治体などに提供した震度分布図に、震度2以下だった関東や東海地方などの全地点を誤って震度3と表示していたことが分かった。表示ソフトのトラブルが原因とみられるという。
気象庁によると、地震は19日午前11時39分に発生、同51分に専用回線を通じて自治体などに配信した分布図にミスがあった。同庁は同日午後3時すぎに分布図を利用しないよう提供先に注意を呼びかけた。
同庁は、今月14日にも高度利用者向けの緊急地震速報を誤配信して首都圏の地下鉄などが止まるトラブルがあったばかりで、同庁は「反省している。再発しないよう対策をとっていきたい」としている。【木村健二】
毎日新聞 2008年7月20日 22時42分
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