河野洋平・日本国衆議院議長はこのほど、中国メディアの合同取材を受けた際、「中国は成功裏に五輪を主催できるかどうかを疑う日本人の数を、北京五輪の成功を祈る日本人のほうがはるかに上回っている。北京五輪は中国国民のみならず、日本国民を含むアジア諸国民と世界諸国の人々のもの」と語った。
日本で最大規模の国会議員連盟の「北京五輪を支える議員連盟」の会長を務める河野議長は、隣国で五輪が主催されることは、日本国民の観戦にも、日本人選手たちの実力の発揮にもプラスとなるものであるため、日本国民は北京五輪に期待をかけていると語った。
「鳥の巣」がまだ竣工していなかった時に、北京で五輪施設を見学したことがある河野議長は、北京五輪の準備作業を高く評価した。
「その時から、すべては順調に行くに違いないと確信していた。そして、「グードラック北京」のテスト試合に参加した日本の選手も競技場のすばらしさを評価している。北京の競技場は、選手たちに期待されるものだと私は信じている」
「日本国民は北京五輪の成功を祈っている」 発信時間: 2008-07-17 | チャイナネット 视频播放位置
下载安装Flash播放器 河野議長はその他のスポーツファンと同じように、現場で北京五輪開幕式の盛況を見たいと願っている。しかし、開幕式の翌日(8月9日)、日本は長崎県で原爆犠牲者慰霊平和記念イベントを行うことになっているので、河野衆議院議長はそれに出席しなければならない。「福田首相には政府専用機があるので、開幕式に参加してからすぐ帰国することができるが、私にはそれがないので、家でテレビを見るしかない」とジョークを述べた河野議長は、その代わりに、陸上競技を見に行くと語った。
河野議長のご尊父の故河野一郎氏は、かつて1964年の東京オリンピックの準備作業を担当した大臣だった。このため、河野議長にとって、東京オリンピックが日本社会にもたらした大きな変化は印象深いものだった。
「成功裏にオリンピックを主催することは、国際社会における主催国のイメージアップや、国民の自信を高めることに有役立つものであり、自国の発展に良いチャンスをもたらすことになる。北京五輪に対して、私はこう期待している」と河野議長は語った。
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