20日午前9時45分ごろ、広島市中区の中央公園ファミリープールにある「50mプール」で、広島市東区の小学3年男児(8)が沈んでいるのを監視員が見つけた。男児は重体。
広島中央署やプールを管理する市動植物園・公園協会などによると、プールには水深0.8メートルと1.2メートル、1.6メートルの3エリアがあり、男児は1.6メートルで見つかった。
当時、このプールには監視員が7人いたが、家族は近くにいなかったという。プールサイドには小学生以下は水深1.6メートルエリアには入らないよう呼び掛ける掲示があった。
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広島県坂町の海水浴場「ベイサイドビーチ坂」でも20日午前11時ごろ、5歳の男児がおぼれて父親に助けられた。管理棟などによると、男児の浮輪が流されているのに父親が気付き、おぼれている長男を見つけたという。
【写真説明】事故が起きたプールで関係者から当時の状況などを聴く署員たち
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