2008年6月14日(土)
逆
じゃあまた戻って、自閉症ならば、何でも矛盾に気づくかというと、
また違うんだなー。
自閉症は、「中枢性の統合」が弱く物事を「概念化」出来ない。
だから、すべての物事が個別に事象として記憶するんだ。
ところが、「矛盾」に気付くとは、
二つの事例が、一致すべきなのに、以前は「A」と言い、今は「B}と言っている。と
関連している事が分からなければ矛盾とならない。
すべて、物事のデータが「独立」した形で取り込んだ自閉症が、
今度は、それぞれの「関連」に気付く「知性」がなければ、結局は矛盾に気付かないんだ。
それぞれ、データはばらばらに入ってくる。
定型発達は、自動でひと固まりのデータになってしまうので、内部の矛盾になかなか気づけない。
自閉症は、ばらばらのままで、矛盾のデータがあっても二つの関連に気づけない。
つまり、定型発達、であろうと、発達障害、自閉症であろうと、直感とは別に、
「高度な知性」が無ければ、物事の矛盾、真実に近付けないんだな。
なーんだ。結局当たり前な話じゃないか。
そうなんだ。ごく当たり前の事を本当に「知る」のが人生なんだろうな。
質問です。
「高度な知性」とは、WAIS-Rなどで測定出来る知能指数のことでしょうか。
知性とはなんぞや。
少なくとも知能指数なんてちゃちなものでは無い。
では何か。
その答えを、実は私も求め続けているのかもしれない。
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