医師の大幅退職などの問題を抱える倉敷市児島駅前2の市立児島市民病院について考える集会が20日、同市児島味野2の瀬戸大橋架橋記念館で開かれる。職員や患者、地元の児島医師会長らが参加し、現状と打開策について語り合う。
同病院は1950年開設。地域の中核病院として存続してきたが、昨年度6人だった内科常勤医師が今年度は5人退職、1人が長期休暇となり、5人の非常勤医師が担当。1人で地元のお産を年間200件以上を扱ってきた産科医師も今秋で辞職する意向で、10月以降の出産は予約を中断、市や病院は医師確保に奔走している。
集会は午後2時から。入場無料。問い合わせは市職員労働組合(086・426・3615)。【山崎明子】
毎日新聞 2008年7月20日 地方版