ゆうちょ銀行は14日、コンピューターシステムのトラブルで、同日午前に処理すべき送金データ(2516件、約4億5000万円)を処理できず、送金遅延が発生したと発表した。遅延は、東京証券取引所の関連会社の東証コンピュータシステムが証券会社から依頼を受け、ゆうちょ銀から各証券会社の投資家らに送金するはずだった取引。投資家らへの送金を手作業で行い、同日午後8時までに送金を完了した。
ゆうちょ銀の送金データを送受信するシステムは2系統あり、問題が起きた片方のシステムを切り離して復旧作業を進めている。15日以降の業務に支障はないという。
毎日新聞 2008年7月15日 東京朝刊