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駅のすき間から「ど根性もみじ」? 徳島、ぐんぐん成長 

2008年7月20日8時47分

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写真JR大歩危駅のど根性もみじ

 徳島県三好市山城町のJR大歩危駅で、「ど根性もみじ」の木が1本伸びている。駅舎の木の柱の根元とコンクリートのすき間から、葉っぱが顔をのぞかせたのは06年春。何も世話をしていないのに、ぐんぐん成長して高さ1メートル以上になった。昨秋にはうっすら紅葉したという。

 改札口を出てすぐのところで目立たないので、今年4月に「これって ど根性もみじですか?」という張り紙をした。すると、観光客らが「こんなところから珍しい」と写真を撮るようになった。

 紅葉の名所で知られる大歩危だけに、ホームと吉野川の間には何本かモミジの木がある。これまでも、線路の石の間からモミジの葉が出ることはあったが、すぐ枯れてしまっていた。駅を管理しているJR四国契約社員の前川安代さん(40)は、「頑張って育ってる感じがかわいいですね。今年も秋が楽しみ」と話している。

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