福岡空襲

 

昭和20年 6月19日、マリアナ基地を出発したB29重爆撃機221機は、有明海から背振山地を

越えて西南部方面から福岡市内に侵入した。

午後11時過ぎから市内の東部ならびに西部地区に焼夷弾が投下され、発生した火災を目標にし

て後続機が中心部に投弾した。全市は火の海に包まれ約二時間にわたる攻撃で福岡市街は焦土

と化し、上下水道の漏水率 60%、電気・ガスなどの公共施設も甚大な被害を受けた。

死者 902人、行方不明244人、負傷者1,078人。

 

冷泉公園

福岡県福岡市博多区

戦災記念碑

碑文

戦災死没者の慰霊と平和への祈りをこめて

昭和四十八年六月十九日建立

 

都市空襲

更新日:2008/03/02