岡山放送局

2008年7月20日 10時8分更新

動物に涼しさを

夏休み初日の19日、県内は岡山市でこの夏一番の暑さとなるなど猛暑の一日となり、岡山市の動物園では動物たちに暑さをしのいでもらおうとおりの中ですずしい霧の噴射が行われました。

岡山市京山にある池田動物園では猛暑のなか、暑さに弱いエゾヒグマとレッサーパンダに夏を乗り切ってもらおうと、おりの上部に取り付けられたパイプから涼しい霧が噴射されました。

19日の岡山市は日中の最高気
温が36度6分を記録するこの夏一番の暑さとなり、北海道生まれのエゾヒグマの大地くんは、霧が噴射されると、涼しくなったおりのなかを行ったり来たりして気持ちよさそうにしていました。

また、去年動物園で生まれてことし初めておりの中で夏を迎えたレッサーパンダのシュンシュンも霧のなかで涼しさを楽しんでいる様子でした。

動物園では、訪れた子どもたちにも、涼しさを楽しんでもらおうと、園内に設置された小さなトンネルのなかで霧を噴射していて、子どもたちが歓声を上げながらトンネルをくぐっていました。

池田動物園の忠政智登士副園長は「ことしの夏は、去年に比べて暑くなりそうなので、動物が体調を崩さないよう気をつけていきたいです。」と話していました。
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