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海軍艦上爆撃機 彗星33型 (Fujimi) |
製作:2007年1月4日 記事:2007年1月5日 |
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なんと、1/72の日本機を製作するのは20年ぶりであった。
フジミの少々古いキットではあるが、基本的なラインや凹線の繊細なモールドなど、申し分ないデキである。サブタイプ展開のためパーツがバラバラになっている割りには、パーツの合いは良い方だと思うが、主翼上面と胴体フィレット間に大きなギャップが出来てしまった。 コクピットは、現在のレベルからすると寂しいが、1/72ならこんなものでも良いような気もする。今回は、シートベルトさえ追加しなかった。
塗装・マーキングはキット指定の第601海軍航空隊のもので、日の丸を塗装で仕上げて、その他はデカールを使ってある。実機写真を、「世界の傑作機」などで見ることができるが、特徴的な塗装の”はがれ”の再現はあきらめた。 |
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海軍局地戦闘機 震電 (Tamiya) |
製作:1987年ごろ 記事:1994年8月19日 |
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25年ぐらい昔にタミヤはいくつかの日本機のキットを発売していたが、その中で伝説的になっているのが、1/50の零式観測機と彗星それに1/72ではこの震電である。10年ほどまえに、ハセガワが1/48で決定版のキットを出しているが、1/72ではこのキットしかない。そのため、最近も再販されたが、このキットだけはどこの模型店でもすぐに売り切れになっていた。 それほど、この震電という機体はマニアの心をくすぐるものを持っている。30mm機関砲4門の重武装に加え速度性能も良いし(良い予定であった)、後退角の付いた主翼、エンテ型・推進式の機体もカッコイイ。なんといても6枚プロペラが魅力的である。この6枚ペラは生産型では普通の4枚ペラにする予定だったらしいが、模型として見た場合は6枚の方がおもしろいのは言うまでもない。 私が購入したキットは、どこぞの模型屋さん(たぶん、北浦和駅の東口あたりか?)で売れ残っていたもので、箱もだいぶくたびれていた。 |
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三菱 局地戦闘機 雷電21型 (Hasegawa) |
製作:1987年ごろ 記事:1994年8月19日 |
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紫電改といっしょに発売されたキットで、ハセガワ1/72スタンダードのできである。もちろん1/72雷電の中ではベストキットである。
キット指定の第302航空隊ヨD−1195機とした。下面:明灰色、上面:濃緑色のシンプルな塗装であるが、コクピット前部の反射よけ塗装が目立つのでこの部分は慎重に塗装したい。 日の丸も含めて、マスキング・エアブラシで塗装した。尾翼のコードはデカールの上からタッチアップしてある。 |
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川西 局地戦闘機 紫電改 (Hasegawa) |
製作:1987年ごろ 記事:2002年8月 |
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数年前に、アオシマから紫電改が発売されるまでは、ベストキットと言われていたものだが、別に悪いキットではなく、今でも充分に通用するできのキットである。
日の丸も含めて、マスキング・エアブラシで塗装した。尾翼のコードはデカールの上からタッチアップしてある。 銀剥がれ塗装を大失敗したキットで、リベンジは1/48紫電改で達成?したが、このキットはどうしたものか・・・ |
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川西 94式1号水上偵察機 (Hasegawa) |
製作:1987年ごろ 記事:1994年8月18日 |
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1970年〜80年代のハセガワスタンダードのキットである。つまり、座席程度しかないコクピット内部、凸スジ彫りのパネル表現、イマイチの組み立て易さなどである。94式水上偵察機のキットはこれしかないが、良くまとまったキットである。水上機、飛行艇が好きな私としても、ぜひ2号タイプもコレクションに加えたいところである。最近、ハセガワのガルテックスシリーズからレジン製の改造キットが出ているが価格が高いため、なんとか流用パーツによる改造で作りたいと思っている。 キット指定の戦艦霧島搭載機とした。下面:明灰色、上面:濃緑色で、全て手塗りで行った。日の丸はマスキング・エアブラシで、尾翼のマークはデカールを貼った上から手塗りで仕上げた。 |
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中島 97式(3号)艦上攻撃機12型 (Mania Hobby) |
製作:1987年ごろ 記事:1994年8月18日 |
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今は無くなってしまったが、日本機ばかりを1/72中心に発売していたマニアホビーのキットである。同社の金型は全てハセガワに移っており、いまでも全てキットが手に入るのはうれしいことである。といっても、この97式艦攻はマニアホビーのオリジナルが1号と3号の2個入りだったのに対して、ハセガワのは3号だけとなっているようだ。(というのはハセガワのは買っていないので、よく分からない) マニアホビーのオリジナル時代に購入したのは、このキットだけで今では貴重なキットである。 「世界の傑作機 No.74」の7ページに載っていた、機体とした(所属などは分からない)。下面:明灰色、上面:濃緑色、胴体の日の丸は白い四角の中に描かれている。マーキングは方向舵に「2」だけである。97式艦攻1号が塗装で失敗しているので、できるだけ簡単に手塗りできる機体を選んだわけである。 |
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中島 97式(3号)艦上攻撃機11型 (Mania Hobby) |
製作:1987年ごろ 記事:2002年8月 |
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尾翼の赤を塗装、日の丸をデカールとしたため、色合いが違ってしまい、感じが悪くなっている。 |
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中島 97式戦闘機 (Mania Hobby) |
製作:1987年ごろ 記事:1994年8月18日 |
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無くなったマニアホビーからハセガワに移行した一連のキットのひとつで、当時としては(現在でも)最高のできのキットが多い。風防が2種類入っていたり、固定脚がカバーを外した状態や低圧タイヤが作れるようになっていたり、親切なキットである。 航空ファン1975年4月号に掲載されていた独立第10戦隊第2中隊機とした。全面:明灰色、固定脚全体:赤、方向舵:紺、白、紺の塗り分け、胴体に細い白帯といった塗装でマーキング類は日の丸以外いっさいない。 これを選んだ理由はいつもの通り、簡単にできる塗装だからで、全て手塗りで仕上げてある。
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三菱 99式襲撃機/99式軍偵察機 (Mania Hobby) |
製作:1983年ごろ 記事:1994年8月17日 |
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もう知っているひとも少なくなったが(そんな昔じゃない!?)マニアホビーという日本のメーカが発売していたキットのひとつである。マニアホビーが無くなってからは製品は全てハセガワに買収されたようなので(ハセガワに吸収されたのかもしれない)全てのキットがいまでも手に入る。現在でも充分に通用するキットで、実際マニアホビーのキットをハセガワが販売するようになってから、ハセガワのグレードも上がってきたような気がする。私が購入したのもハセガワ製のキットである。 キット指定の飛行第44戦隊とした。塗装は下面:明灰色、上面:濃緑色である。上面色の退色した感じをだしたかったがあまりうまくできなっかた。マーキングは日の丸だけなので、全て型紙・エアブラシで仕上げてある。 |
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川崎 3式戦闘機 飛燕I型 (Hasegawa) |
製作:1975年ごろ 記事:2002年8月 |
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ハセガワの古いキットであるが、 キット指定の飛行第224戦隊とした。全面:明灰色に濃緑色のまだら塗装。日の丸には本土防衛部隊に見られる白帯が付く。 全面を手塗りで銀色に塗り、白帯、日の丸を塗装で、入れてからエアブラシで濃緑色の斑点塗装を行っている。尾翼のマーキングは、マークはデカール貼った上から、手塗りで仕上げた。クリアをエアブラシしてツヤを整える技法を知らなかったため、全体のツヤがまばらになってしまっている。 |
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中島 2式戦闘機 鍾馗I型 (Hasegawa) |
製作:1975年ごろ 記事:1994年8月18日 |
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ハセガワの古いキットであるが、この鍾馗と同時期の飛燕は浅い凹スジ彫りで、この前後のハセガワタッチとは多少、違っている。 鍾馗のキットはまともなものが少なく、他にオオタキ1/48やタミヤ1/72などもあるがこのハセガワが一番まともである。 いつ完成させたか、分からないが会津若松の実家で完成した記憶があるので、1975年頃だと思う。
キット指定の飛行第23戦隊とした。全面:明灰色に濃緑色のまだら塗装。日の丸には本土防衛部隊に見られる白帯が付く。 全面を手塗りで明灰色に塗った後でエアブラシで濃緑色のまだら塗装を行い、白帯、日の丸はマスキング・エアブラシで行った。尾翼のマークはデカール貼った上から、手塗りで仕上げた。 |