2008年07月19日

新宿のテントにて

 昼下がり、師匠からのメールではっとする。
 今日もまた芝居であった。
 師匠、いつもリコンファームありがとう。
「花園神社へ来て、開演
10分前までには電話を鳴らせ」とのお達しである。
 本来今夜は、某美女とディナーの約束だったのだが、柄にもなく過労というのか、キャンセルのメールを送った後だった。
 しかし、師匠の導きは、先日新宿コマ劇場の『五右衛門ロック』を、これまたデートのダブルブッキングにてキャンセルした前科があるゆえ、揺るがせない。 
 遅れてはならじと新宿へ着いたのは18時前だった。
 暑い日である。
 暑い日である。
 紀伊国屋で、週刊文春買い、TOPSの3Fバーに飛び込み、もう身体は酒を受け付けていないのだが、ジンライムなど頼み、暮れかかる新宿の、それも東からの薄い光で、モナたんの記事を読む。
 ゴールデン街は、好きだ。
 小道を降り立つと、田舎モノ、方角わからず。
 いつものBON'Sの脇が神社。
 師匠はすでに着席しており、隣へ座らせていただく。
 劇団椿組による夏の風物詩の野外芝居、演目は『新宿番外地』である。
 師匠はビールなので、弟子はチューハイを買い求め、開幕を待つ。
 タオルは常時携帯なのでよかったが、さすがの師匠は、マイ扇子および虫除けスプレー携行。
 お借りして、腕や首などにかけさせていただく。
 芝居には、最初からリラックスさせていただいた。
 誰よりもゲハゲハ笑ってしまうが、いいのか。
 客演というのか、劇中劇、毛皮族の美女たちのショー。
 2時間5分を堪能。
 入門間もない弟子には、とっても楽しい芝居でした、師匠。
 クライマックスでオープンになるテント舞台は、新宿の街と溶け合ってシュール。
 心がける、大拍手。
 閉幕後、座長・外波山文明氏の奥様による炊き出しの、ココナツカレー、おいしうございました。
 サンマの甘露煮、おいしうございました。
 ハワイの自転車レースで見たのと同じサーバーには、焼酎の麦茶割り──おいしうございましたが、しまいにゃ隣の、ノンアルコール麦茶そのもの、もっとおいしうございましたよ。
 師匠の友人である女優・広岡女史と一緒に。
 主演の千葉哲也さんと話す。
 毛皮族の江本純子女史は、若くて迫力のある美女。
 これまた妖艶な柿丸美智恵さんは、北海道出身それも遠軽=道東のよしみ。
 劇中も劇後も、楽しませていただきました。

 帰途、ABCマート近辺で、師匠より、
「『ササイ……』読んだよ。で、あなた、間違ってる」と、極めて恥ずかしい錯誤を指摘され、新宿の夜の湿度が増す。
 内容は、恥ずかしすぎて書けぬ。 

 特別快速を待ち、三鷹まで直行。
posted by TAKAGISM at 04:51| Comment(0) | 芝居
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