2007年02月
2007年02月28日
シェエラザード
シェエラザードという作品を今まで少なからず聴いてきた。
なんといってもこの作品はフィラ管にとっては十八番である。ムーティまでの歴代指揮者は、みな録音を残している。
今年も、もうすぐオーマンディの命日が来る。3月12日である。
85年にオーマンディが亡くなった時はＮＨＫが追悼番組を放送したが、この時のプログラムもシェエラザードだった。
当時のコンマス、ノーマン・キャロルは収録された78年当時、熟年ど真ん中。すごいコワモテで、話し掛けるのもためらわれるような威圧感があった。そんなキャロルが大きな体に似合わずスイスイとこの作品のソロを弾く様が今でも印象に強い。
ちょうどこの年、ムーティがフィラデルフィア管弦楽団を率いて来日した。この時の映像にはコンマスを務めるキャロルの姿が映っているのだが、僅か7年の間に驚くほど老け込んでいる。78年のシェエラザードの時はいきなり殴り掛かって来るかのような迫力があったが、85年の来日公演では白髪とシワが目立ち、大きかった体も心なしか小さく見える。7年という歳月は時に、人に大きな変化をもたらすようだ。
うちにはこの他に奇才ストコフスキーのシェエラザードがある。演奏効果にかけては他の追随を許さないストコだけに期待されるのだが、どうしたことかこのディスクは一部音飛びが発生してうまく再生できないのだ。ただ、それでも演奏の様子はおおよそわかる。例によって、もったい振るような巧妙なジラしに聴き手は早速引き込まれる。そしてクライマックスではこちらの期待通りにドッカーンと見せ場を作り、それでいて時に煙に巻いてみたりと、相変わらず飽きさせない。今度状態のいいものを買い直してみよう。
そういえばチェリビダッケのシェエラザードもある。
これまた例によって冒頭から「オレ流」。
のそーんと始まるこの演奏に、航海のイメージは、ない。もっとも巨体を誇った（悩んだ？）晩年のチェリビダッケが機敏な演奏をするはずも無く、そういう意味では予想できる範囲だろう。
ところで、最近素晴らしいシェエラザードを聴く機会を得た。諸般の事情からここでは演奏者などを明らかにできないのだが、この演奏は僕の今まで聴いた同曲の中では間違いなく最も優れている。
まず、音色の美しさに気付く。弦を中心に大変明朗な美しいサウンドが聴かれる。この感じは例えて言うならフィラ管や都響、ロッテルダムpoなど色彩的なサウンドに分類される。コンセルトヘボウのようなくすんだものではない。そしてこの素晴らしいサウンドが作品に、ふさわしい彩りを添えているのだ。指揮者は所々に即興的なニュアンスも指示しており、これがオケに良い緊張感を与えているようだ。ライヴ特有のアンサンブルの乱れも少しあるが、この大曲でこれだけの精度なら十分だろう。
リムスキー＝コルサコフは海軍士官で、もう少し時代が違ったら日露戦争の敗北に巻き込まれていたかもしれない。そんなことになったら日本批判の交響曲とか作られかねないので危ないところだった。
航海をテーマにしたシェエラザードは乗艦経験のあるコルサコフならではの作品。各楽章の描き分けがやや弱いが、独創的な主題が光る名作である。
余談だが、僕はリムスキー＝コルサコフを見ていると、板垣退助を思い出してしまうのだヨ･･･。
ヒゲだけか？
ではでは。
なんといってもこの作品はフィラ管にとっては十八番である。ムーティまでの歴代指揮者は、みな録音を残している。
今年も、もうすぐオーマンディの命日が来る。3月12日である。
85年にオーマンディが亡くなった時はＮＨＫが追悼番組を放送したが、この時のプログラムもシェエラザードだった。
当時のコンマス、ノーマン・キャロルは収録された78年当時、熟年ど真ん中。すごいコワモテで、話し掛けるのもためらわれるような威圧感があった。そんなキャロルが大きな体に似合わずスイスイとこの作品のソロを弾く様が今でも印象に強い。
ちょうどこの年、ムーティがフィラデルフィア管弦楽団を率いて来日した。この時の映像にはコンマスを務めるキャロルの姿が映っているのだが、僅か7年の間に驚くほど老け込んでいる。78年のシェエラザードの時はいきなり殴り掛かって来るかのような迫力があったが、85年の来日公演では白髪とシワが目立ち、大きかった体も心なしか小さく見える。7年という歳月は時に、人に大きな変化をもたらすようだ。
うちにはこの他に奇才ストコフスキーのシェエラザードがある。演奏効果にかけては他の追随を許さないストコだけに期待されるのだが、どうしたことかこのディスクは一部音飛びが発生してうまく再生できないのだ。ただ、それでも演奏の様子はおおよそわかる。例によって、もったい振るような巧妙なジラしに聴き手は早速引き込まれる。そしてクライマックスではこちらの期待通りにドッカーンと見せ場を作り、それでいて時に煙に巻いてみたりと、相変わらず飽きさせない。今度状態のいいものを買い直してみよう。
そういえばチェリビダッケのシェエラザードもある。
これまた例によって冒頭から「オレ流」。
のそーんと始まるこの演奏に、航海のイメージは、ない。もっとも巨体を誇った（悩んだ？）晩年のチェリビダッケが機敏な演奏をするはずも無く、そういう意味では予想できる範囲だろう。
ところで、最近素晴らしいシェエラザードを聴く機会を得た。諸般の事情からここでは演奏者などを明らかにできないのだが、この演奏は僕の今まで聴いた同曲の中では間違いなく最も優れている。
まず、音色の美しさに気付く。弦を中心に大変明朗な美しいサウンドが聴かれる。この感じは例えて言うならフィラ管や都響、ロッテルダムpoなど色彩的なサウンドに分類される。コンセルトヘボウのようなくすんだものではない。そしてこの素晴らしいサウンドが作品に、ふさわしい彩りを添えているのだ。指揮者は所々に即興的なニュアンスも指示しており、これがオケに良い緊張感を与えているようだ。ライヴ特有のアンサンブルの乱れも少しあるが、この大曲でこれだけの精度なら十分だろう。
リムスキー＝コルサコフは海軍士官で、もう少し時代が違ったら日露戦争の敗北に巻き込まれていたかもしれない。そんなことになったら日本批判の交響曲とか作られかねないので危ないところだった。
航海をテーマにしたシェエラザードは乗艦経験のあるコルサコフならではの作品。各楽章の描き分けがやや弱いが、独創的な主題が光る名作である。
余談だが、僕はリムスキー＝コルサコフを見ていると、板垣退助を思い出してしまうのだヨ･･･。
ヒゲだけか？
ではでは。
2007年02月27日
2007年02月26日
アーネムpo大阪公演
コバケン／アーネムpoの来日公演に行ってきた。コバケンね、もちろんよく知ってますヨ。
何度も実演で聴いてるし。
しかーし！
今回の公演はハンパなかったッッッッッ！！！ ←やり過ぎ
一曲目はベルリオーズの「宗教裁判官」。
ステージに現れたコバケンは、明らかにテンション高である。
まだなんにもしてないのに、気合いの入りようが伝わって来たのだヨ。
ただこの作品ではそういうあふれ出ようとする自らのパワーを抑制していたようだった。
これが後々効いて来るんだネ。
続いてチャイコフスキーのピアノ協奏曲である。
ソリストは確か日本人だったよなぁ、と思っているとものすごい巨漢が登場した。
おお？外人だなぁ。
などと思って聴き終えてからプログラムを見るとなんと清水和音ではないか！
どんどん太っていくなぁ。
大植英次といい清水和音といい、太りの限界に挑んでいるのか？
タノムから健康には気をつけてほしいものである。
清水和音なんか若い頃はアイドル風に売り出していたんだがなぁ･･･。
前半のプログラムで既にこのオケの実力ははっきりした。そのサウンドは美しく、深みがあって柔らかい。トゥッティでの輝かしい色彩感はとても幸福な気分にさせてくれる。アンサンブルの精度も高いし、言うこと無しである。
しかし後半、コバケンが猛攻を仕掛けてくるのは明らかである。
今週僕は疲れている。休憩時間の間に僅かでも目を閉じて精神の安定を図り、来るべき総攻撃に備えた（ウソ）。
そしてこの日、メインのチャイ五はすごかった･･･。
冒頭からテキパキとした早いテンポで進んでいくが、遅い個所では執拗な表現を取るのはいつものスタイルである。これには驚かない。しかし早い個所でのデモーニッシュな迫力はこちらの予想を遥かに上回るものだった。これは、ただオケを咆哮させているという安直な次元ではなく、オケと指揮者との間に太い信頼関係があって初めて成立する領域のものである。アーネムpoが寄せる厚い信頼に、コバケンが炎のような情熱で応じる。こういうブーストでもってのみ可能な到達点であった。このコンビは同曲を既にレコーディングしているし、今回のツアーもこれから各地回るのだが、果たしてここまでの燃焼度に達するのかはわからない。ただ、日曜日の大阪公演では彼らはスンゴイ高みにまで行ってしまったのは事実である。
指揮者もオケも最後まで高い集中力を維持したまま激しいアゴーギクを自在に繰り返し、フィナーレでは目まいのするようなアッチェレランドが聴衆を惹き付けた。僕はチャイ五はここ数年、エッシェンバッハ、大植英次と優れた熱演に接することができたが、昨日の演奏はこれらを上回るだろう。
これからアーネムpoが行く都市の方は行ってみる価値はあるのではないだろうか。
もっとも大阪でコバケンが燃え尽きていなければだが。
ウン、案外燃え尽きているかもしれない（笑）。
アンコールはくるみ割人形からいくつかの作品が演奏された。
最近のコンサートでは指揮者がよくしゃべる。コバケンもいきなりしゃべり初めたので何を言うのかと思えば、海外のコンサートでは良かった場合には立って拍手するので、日本流に座ったままいくら拍手してもオケは不安になるのだと言う。これから一曲アンコールするから、できればそれが終わったら立ってほしい、と仕込んでから「花のワルツ」。生真面目な日本人のこと、終われば総立ちとなって拍手し、オケもツアー初日を気持ちよく終えられたようだ。
大阪で勢い付いたアーネムpoのツアーは、その名前とは裏腹に「あー眠ッ！」とはならないだろう（？）。
昨日はすごく疲れていたけど、いいコンサートを聴けた。
ベルリオーズ 序曲「宗教裁判官」
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー 交響曲第5番
アンコール
くるみ割人形より
清水和音
小林研一郎／アーネムpo
この公演ではＢ席以下売り切れとなっているのに、実際には会場はガラガラだったのはどういう訳か？
またスポンサーの都合？
これではいくらんなんでももったいないヨ。
写真はシンフォニーホールからの眺め。
2007年02月25日
勝手に神奈川poを応援する会な先進国首脳猥談、横浜サミット
というわけで、行ってきましたヨ。箱根の山を越えて関東平野。
大阪の職場には朝だけ顔出し。朝礼で、今日は途中からおっちゃん消えるかんね、事故とかしたら承知しないヨ、などとエラそうに訓示。もっともそこまで言うまでもなく、パートのみなさんは変わらず安定した仕事をしてくれたので安心して新幹線に乗って出発したのだヨ。
車内ではＭＤでいきなりブルックナーの9番。しかもバーンスタイン／ＮＹＰ。聴いているうちに爆睡していて京都に着いたのも気付かなかったなぁ。名古屋を過ぎた辺りでブル九が終わったので、今度はノリントンのベートーヴェンを聴く。ピュアトーン、対抗配置で攻めてくるノリントン。フルートが突出するのはノリントン流のユーモアのように思える。などと考えていたらまた爆睡。ダメだこりゃ。今週は疲れてる。
箱根のトンネルを抜けるとすぐに小田原である。眼下に広がる西湘の風景。
懐かしい。
あの頃はムチャクチャだったが、あれから14年。今の僕は更にムチャクチャになっている（死）。
新横から地下鉄で本社に行く。
そこでのことはさすがにここに書いてもしょうがないし、笑ってどこかに捨てておくとするか。
この写真、わかりにくいかも知んないけど、一応ランドマークタワーを見てね。
奥の方にうっすら立ってるから
↑
オレの人生みたい
会議の時間がよくわからなかったので、この後の予定がアバウトになっていたのだが、会議は紛糾するどころか、冷ややかかつ冷淡かつ寒々と終了。きっとこういうのをレヴィ＝ストロースは「冷たい社会」と呼んだんだな ←もちウソ
さっさと会議が終わったので勝手に神奈川フィルを応援する会のyurikamome122理事長に連絡。予定を繰り上げて去年の秋に待ち合わせたのと同じ場所に向かう。去年の秋に行ったときは、街の様子がまったくわからなくて元県民としてはショックを受けたが、今回地上から横浜駅に行ってみると当時の感覚が蘇ってきて、なんと一発で待ち合わせの場所に出れた。
ここで、ブログではお馴染みのstonezさんとkyoko女史に初めてお会いして、本題たる神奈川フィル勉強会がスタート。かつて一度神奈川フィルを聴くチャンスがありながらつまんない理由で逃してしまった積年のウラミを晴らす。しかし前回に続き、今回も公演日程が合わなかったのだヨ。その無念を期間限定のブログタイトル変更にブツけてみたりして暴走機関車と化すR33。33時間限定のタイトル変更の模様はyurikamomeさんがアップしてくださっているのでこちらから。
ホントは日帰りの出張だったのだが、せっかく上洛を果たしたので勝手に自腹で一泊して翌日は都内にフラフラと出る。
特に当ても無く電車に乗ると、案の定上野で降りた。
なぜ案の定かというと、拙者はこの辺りが地元なのであるヨ。新宿や渋谷には未練は無くても、上野の雑踏は原風景とでも言うか、たまに恋しくなる。
久しぶりに鈴本演芸場でも行くか、と思ったらなんと立ち見とかになってるじゃないかっ。
ええー？
昔はガラガラで往時の川崎球場みたいだったんだがなぁ。出先で疲れた肉体には立ち見はムリということで無念の敗退。上野の街を一層当てもなくさまようことに。
この日、関東はいきなり真冬並みの寒さが戻ってきたが、連日の温かさでなんと桜が開花していた。
←これにはみんな驚いた
上野というと、かつてはこの階段に似顔絵を書こうとするおっさんらがたくさん待ち構えていた。こういうおっさんらは一時いなくなっていたのだが、また近年こうして居座っている。
昭和の風景である。
夕方からは銀ブラ（死語）。
銀座に来るのは果たしていつ以来だろうか。
街の変遷が激しい都内だが、銀座はあまり変わってないなぁ。
今でも一人で歩ける街である。
銀座の交番に刺さるナゾの針。これはコンペか何かの時のミスで、本来はこういうデザインを意図したのではなかったと聞いたことがあるが、ホントかな？
銀座ではＥ７、先進国首脳猥談関東理事であるromaniさんとyokochanさんとお会いして先進国首脳猥談関東分会である。
ちなみにこの写真はたぶんyokochanさんのページにも別アングルで載ります。両方のページを並べて見てみると刺身が立体的に･･･、見えません（卍）。
今回行った居酒屋はなかなか味があって良かった。
料理も建物もおばちゃんも、味だった。
しかし銀座にああいうアグレッシブな店があるとは、ハイドン94だったネ。
建物と建物の隙間を入っていってねぇ･･･。
これぞホントの隠れた名店。なーんちて。
19時半の新幹線に乗って帰阪。
案外疲れたなぁ･･･。
おみやげは東京ごまたまご（笑）。
またみなさんと元気で再会できるよう願っています。
ではでは。
大阪の職場には朝だけ顔出し。朝礼で、今日は途中からおっちゃん消えるかんね、事故とかしたら承知しないヨ、などとエラそうに訓示。もっともそこまで言うまでもなく、パートのみなさんは変わらず安定した仕事をしてくれたので安心して新幹線に乗って出発したのだヨ。
車内ではＭＤでいきなりブルックナーの9番。しかもバーンスタイン／ＮＹＰ。聴いているうちに爆睡していて京都に着いたのも気付かなかったなぁ。名古屋を過ぎた辺りでブル九が終わったので、今度はノリントンのベートーヴェンを聴く。ピュアトーン、対抗配置で攻めてくるノリントン。フルートが突出するのはノリントン流のユーモアのように思える。などと考えていたらまた爆睡。ダメだこりゃ。今週は疲れてる。
箱根のトンネルを抜けるとすぐに小田原である。眼下に広がる西湘の風景。
懐かしい。
あの頃はムチャクチャだったが、あれから14年。今の僕は更にムチャクチャになっている（死）。
新横から地下鉄で本社に行く。
そこでのことはさすがにここに書いてもしょうがないし、笑ってどこかに捨てておくとするか。
奥の方にうっすら立ってるから
↑
オレの人生みたい
会議の時間がよくわからなかったので、この後の予定がアバウトになっていたのだが、会議は紛糾するどころか、冷ややかかつ冷淡かつ寒々と終了。きっとこういうのをレヴィ＝ストロースは「冷たい社会」と呼んだんだな ←もちウソ
さっさと会議が終わったので勝手に神奈川フィルを応援する会のyurikamome122理事長に連絡。予定を繰り上げて去年の秋に待ち合わせたのと同じ場所に向かう。去年の秋に行ったときは、街の様子がまったくわからなくて元県民としてはショックを受けたが、今回地上から横浜駅に行ってみると当時の感覚が蘇ってきて、なんと一発で待ち合わせの場所に出れた。
ここで、ブログではお馴染みのstonezさんとkyoko女史に初めてお会いして、本題たる神奈川フィル勉強会がスタート。かつて一度神奈川フィルを聴くチャンスがありながらつまんない理由で逃してしまった積年のウラミを晴らす。しかし前回に続き、今回も公演日程が合わなかったのだヨ。その無念を期間限定のブログタイトル変更にブツけてみたりして暴走機関車と化すR33。33時間限定のタイトル変更の模様はyurikamomeさんがアップしてくださっているのでこちらから。
ホントは日帰りの出張だったのだが、せっかく上洛を果たしたので勝手に自腹で一泊して翌日は都内にフラフラと出る。
特に当ても無く電車に乗ると、案の定上野で降りた。
なぜ案の定かというと、拙者はこの辺りが地元なのであるヨ。新宿や渋谷には未練は無くても、上野の雑踏は原風景とでも言うか、たまに恋しくなる。
久しぶりに鈴本演芸場でも行くか、と思ったらなんと立ち見とかになってるじゃないかっ。
ええー？
昔はガラガラで往時の川崎球場みたいだったんだがなぁ。出先で疲れた肉体には立ち見はムリということで無念の敗退。上野の街を一層当てもなくさまようことに。
昭和の風景である。
銀座に来るのは果たしていつ以来だろうか。
街の変遷が激しい都内だが、銀座はあまり変わってないなぁ。
今でも一人で歩ける街である。
銀座の交番に刺さるナゾの針。これはコンペか何かの時のミスで、本来はこういうデザインを意図したのではなかったと聞いたことがあるが、ホントかな？
ちなみにこの写真はたぶんyokochanさんのページにも別アングルで載ります。両方のページを並べて見てみると刺身が立体的に･･･、見えません（卍）。
今回行った居酒屋はなかなか味があって良かった。
料理も建物もおばちゃんも、味だった。
しかし銀座にああいうアグレッシブな店があるとは、ハイドン94だったネ。
建物と建物の隙間を入っていってねぇ･･･。
これぞホントの隠れた名店。なーんちて。
19時半の新幹線に乗って帰阪。
案外疲れたなぁ･･･。
おみやげは東京ごまたまご（笑）。
またみなさんと元気で再会できるよう願っています。
ではでは。
2007年02月24日
ベーム／ＶＰＯ シューベルト sym9
ベームの75年来日公演のグレイトを久しぶりに聴いてみた。最後に聴いたのは一体いつだったろうか。ヘタすると20年ぐらい聴いてないんじゃないか。というのはこのディスクは確か85年頃買ったもので、当時この一枚で3500円していたのだ。今じゃボックスだったら一枚当たり300円くらいなのだから隔世としか言いようが無い。
シューベルト 交響曲第9番
ベーム／ＶＰＯ
しかしこれは大変な名演である。当時から名演の評判高かったが、こうして改めて聴いてみると悠揚としたテンポと深々とした柔らかいサウンドが大変魅力的だ。この作品が持つ、独特の寂寥感の描き方も聴き手にじっくりと迫るもので思わず惹きこまれてしまう。
言葉の持つ威力というものを実感する瞬間がある。
取引先のハゲている人に暑いですね、と言って怒られた人を知っている。ハゲていない人にはわからない心理だろう。
以前、上司だった課長で「なーんちゃってッ！！」というのが口癖の人がいた。この人、基本的に落ち着いた人物なのだが、真剣な話しの最中に唐突に「なーんちゃってッ！！」とハジケるのである。しかもそのハジケ方たるや尋常でない。
取引先で真剣な打ち合わせ中に突然「なーんちゃってッ！！」。
朝礼の訓示の時にいきなり「なーんちゃってッ！！」。
トイレで立ちションしながら急に「なーんちゃってッ！！」。
いつでもどこでもなーんちゃって攻撃である。
大体、なーんちゃって、という言葉はまず何か振っておいてそれに対して使うものだと思うのだが、この人は明確なフリも無しにいきなり来るからすごい。何に対して「なーんちゃってッ！！」と言っているのかよくわからないことが多かった。
一度、昼休みに課長たちとファミレスに行ったことがある。
その日課長は日替わり定食を食べながら、相変わらず絶好調でなんちゃって攻撃を繰り出していた。と、途中で隣りの席の赤ちゃんがやたらに泣いているのに気付いた。しかもどうやら課長が「なーんちゃってッ！！」と言う度に泣いているようだ。泣き止んだ頃に課長が「なーんちゃってッ！！」とやる。すると彼は間髪おかずワーっと泣き出すのである。突然の大声にびっくりしたのか、課長の脈絡の無いなんちゃって攻撃に腹立ったのか･･･？
死語になって久しい「なーんちゃって」をひとり連発し続ける課長。
赤ん坊に泣かれているとも知らず、一体どこに行こうとしていたのか･･･。
シューベルト 交響曲第9番
ベーム／ＶＰＯ
しかしこれは大変な名演である。当時から名演の評判高かったが、こうして改めて聴いてみると悠揚としたテンポと深々とした柔らかいサウンドが大変魅力的だ。この作品が持つ、独特の寂寥感の描き方も聴き手にじっくりと迫るもので思わず惹きこまれてしまう。
言葉の持つ威力というものを実感する瞬間がある。
取引先のハゲている人に暑いですね、と言って怒られた人を知っている。ハゲていない人にはわからない心理だろう。
以前、上司だった課長で「なーんちゃってッ！！」というのが口癖の人がいた。この人、基本的に落ち着いた人物なのだが、真剣な話しの最中に唐突に「なーんちゃってッ！！」とハジケるのである。しかもそのハジケ方たるや尋常でない。
取引先で真剣な打ち合わせ中に突然「なーんちゃってッ！！」。
朝礼の訓示の時にいきなり「なーんちゃってッ！！」。
トイレで立ちションしながら急に「なーんちゃってッ！！」。
いつでもどこでもなーんちゃって攻撃である。
大体、なーんちゃって、という言葉はまず何か振っておいてそれに対して使うものだと思うのだが、この人は明確なフリも無しにいきなり来るからすごい。何に対して「なーんちゃってッ！！」と言っているのかよくわからないことが多かった。
一度、昼休みに課長たちとファミレスに行ったことがある。
その日課長は日替わり定食を食べながら、相変わらず絶好調でなんちゃって攻撃を繰り出していた。と、途中で隣りの席の赤ちゃんがやたらに泣いているのに気付いた。しかもどうやら課長が「なーんちゃってッ！！」と言う度に泣いているようだ。泣き止んだ頃に課長が「なーんちゃってッ！！」とやる。すると彼は間髪おかずワーっと泣き出すのである。突然の大声にびっくりしたのか、課長の脈絡の無いなんちゃって攻撃に腹立ったのか･･･？
死語になって久しい「なーんちゃって」をひとり連発し続ける課長。
赤ん坊に泣かれているとも知らず、一体どこに行こうとしていたのか･･･。
2007年02月23日
Ｋフィル勉強会
今日は横浜に出張。このチャンスに某Ｋフィルを聴こうとしたのだが、またしても日程合わず無念の撤退。
しかーし。
「勝手にＫフィル応援団」の方々にはばっちりお合いするのだヨ。
今日はＥ７、先進国首脳猥談メンバーとして恥じないようにＫフィル応援団の方たちと堂々と高尚な猥談を展開したい。
思い切ってこの機会にＫフィル応援団に入れてもらうという手もある。
なんといっても拙者、大学四年間は神奈川県民であったのだ。
交渉してみようかな･･･。
ワイロはどのくらい用意すればいいんだろう。
Ｋフィル方面の方々はみなさんセレブだから、プリンス・オブ・王子氏に相談してみよう。
って、仕事はどうしたのってか？
そんなん知りません（死）。
2007年02月22日
伊藤 恵 ラヴェル 亡き王女の為のパヴァーヌ
ＮＨＫ・ＦＭでは一日に何度か「名曲の小箱」という番組が放送される。
五分間の短い番組だが、クラシックの作品をその中に入るように編曲して放送しているのだ。五分間にダイジェストしてしまっているせいでつい軽く見がちだが、ここで放送される音源には結構大御所が登場しており、しかもその演奏も優れたものが多い。尾高忠明／東フィルのハイドンなんか大きな呼吸が素晴らしい演奏で、僅か五分の収録というのが惜しいくらいだった。
名曲の小箱は月ごとにラインナップが決まっているようで、今月のラインナップの中では伊藤恵女史のパヴァーヌがいい。粒立ちのいい音で丁寧に弾いているこの演奏にはつい引き込まれてしまう。パヴァーヌは今まではオーケストラ版の方が好きだったが、この演奏によってピアノ原曲版の魅力に気付いたなぁ。この作品はもともとピアノ曲なんだよね。
この作品は1899年の完成。オーマンディと同級生であるヨ。
ラヴェル 亡き王女の為のパヴァーヌ
伊藤 恵
この番組ではいろんな作品を五分間にアレンジしているのだが、アレンジするというのは必ずしも短くするばかりとは限らない。マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲を放送した時は逆に五分に足りず、かなりのスローペースで演奏した上、本来無い反復をして尺を伸ばしていた（笑）。
追記
ここまで書いていて、今晩のＦＭで伊藤恵女史のリサイタルが放送されることを知った。
モーツァルト、シューマン、シューベルトというプログラムである。
これは録音しなければ。
オレ、こういう偶然多いんだよなぁ･･･。
いとうけいＨＰ
五分間の短い番組だが、クラシックの作品をその中に入るように編曲して放送しているのだ。五分間にダイジェストしてしまっているせいでつい軽く見がちだが、ここで放送される音源には結構大御所が登場しており、しかもその演奏も優れたものが多い。尾高忠明／東フィルのハイドンなんか大きな呼吸が素晴らしい演奏で、僅か五分の収録というのが惜しいくらいだった。
名曲の小箱は月ごとにラインナップが決まっているようで、今月のラインナップの中では伊藤恵女史のパヴァーヌがいい。粒立ちのいい音で丁寧に弾いているこの演奏にはつい引き込まれてしまう。パヴァーヌは今まではオーケストラ版の方が好きだったが、この演奏によってピアノ原曲版の魅力に気付いたなぁ。この作品はもともとピアノ曲なんだよね。
この作品は1899年の完成。オーマンディと同級生であるヨ。
ラヴェル 亡き王女の為のパヴァーヌ
伊藤 恵
この番組ではいろんな作品を五分間にアレンジしているのだが、アレンジするというのは必ずしも短くするばかりとは限らない。マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲を放送した時は逆に五分に足りず、かなりのスローペースで演奏した上、本来無い反復をして尺を伸ばしていた（笑）。
追記
ここまで書いていて、今晩のＦＭで伊藤恵女史のリサイタルが放送されることを知った。
モーツァルト、シューマン、シューベルトというプログラムである。
これは録音しなければ。
オレ、こういう偶然多いんだよなぁ･･･。
いとうけいＨＰ
2007年02月21日
串だんごに思ふ･･･
この前、串だんごを食べていて思った。
串の根元の方のだんごって食べにくい。
アレはどうやって食べるのが正解なのだろう？
ぼくぁ上品だから（？）、たいがいは他の串を利用して降ろして食べる。
しかしそれは他の串があったらのこと。
一本目はどうするのだ？
・横から攻める
これだとだんごを半分づつしか食べれない上に、みたらしだんごとか焼き鳥だと口の周りがガッツで汚れる。
ものすごくティッシュの消費量が増えるのでエコロジカル＆エコノミカルに生きたいエコエコR33にとっては不満である。
・思い切って正面から攻める
人間、常に堂々と日の当たる場所を歩いていたいものである。
そんな人ならだんごを正面から食べるべきだ。
威風堂々第1番とか聴きながら食べれば、きっと盛り上がるだろう。
しかしこれは串の長さによっては先端がノドの奥に刺さったりして危険である。
このタイミングで後頭部を張り倒されたら無念の憤死、だんご心中となるだろう。
しかもこの方法だと思いっきり大口開けて遠くのだんごを狙うので、食べるときの表情がかなり野人化する。ミック・ジャガーが全力でシャウトしているときでもここまでの迫力は無いな。
好きな人を前にして、女性がこの方法を選択するのは難しい。
・最後の一個は食べない
なんかこれ、聞いたことあるゾ。
案外まともなマナーだったりして。
でも残すのはもったいないよなぁ。
こっそり持って帰って後で食べるか。
というか、
そもそもなんであんなに奥までだんごや焼き鳥を差し込むのか？
もっと消費者に優しいだんご作りはできないのか？
串は短く、だんごは手前から三つ目までとしてほしい。
四つ目からは特別に「だんご税」を徴収したらいい。
そうすればこの世から食べにくいだんごは無くなるだろ。
え？今日は音楽の話し無しかって？
ミック・ジャガーが出てきたじゃないかっ ←卍！
まーた、手抜き投稿とか言われるナ。
コレ･･･。
逃げろっ！
串の根元の方のだんごって食べにくい。
アレはどうやって食べるのが正解なのだろう？
ぼくぁ上品だから（？）、たいがいは他の串を利用して降ろして食べる。
しかしそれは他の串があったらのこと。
一本目はどうするのだ？
・横から攻める
これだとだんごを半分づつしか食べれない上に、みたらしだんごとか焼き鳥だと口の周りがガッツで汚れる。
ものすごくティッシュの消費量が増えるのでエコロジカル＆エコノミカルに生きたいエコエコR33にとっては不満である。
・思い切って正面から攻める
人間、常に堂々と日の当たる場所を歩いていたいものである。
そんな人ならだんごを正面から食べるべきだ。
威風堂々第1番とか聴きながら食べれば、きっと盛り上がるだろう。
しかしこれは串の長さによっては先端がノドの奥に刺さったりして危険である。
このタイミングで後頭部を張り倒されたら無念の憤死、だんご心中となるだろう。
しかもこの方法だと思いっきり大口開けて遠くのだんごを狙うので、食べるときの表情がかなり野人化する。ミック・ジャガーが全力でシャウトしているときでもここまでの迫力は無いな。
好きな人を前にして、女性がこの方法を選択するのは難しい。
・最後の一個は食べない
なんかこれ、聞いたことあるゾ。
案外まともなマナーだったりして。
でも残すのはもったいないよなぁ。
こっそり持って帰って後で食べるか。
というか、
そもそもなんであんなに奥までだんごや焼き鳥を差し込むのか？
もっと消費者に優しいだんご作りはできないのか？
串は短く、だんごは手前から三つ目までとしてほしい。
四つ目からは特別に「だんご税」を徴収したらいい。
そうすればこの世から食べにくいだんごは無くなるだろ。
え？今日は音楽の話し無しかって？
ミック・ジャガーが出てきたじゃないかっ ←卍！
まーた、手抜き投稿とか言われるナ。
コレ･･･。
逃げろっ！
2007年02月20日
ティーレマン／フィラデルフィアo マテュス 公園の夜景
今日はマテュスという人の作品を聴いた。ジークリフリート・マテュスは1934年生まれ。最盛時200名を超える楽員を抱えていた世界一の大所帯であるゲヴァントハウス管弦楽団の団員が全員一気に出演できるように作ったゲヴァントハウス交響曲という作品があるらしい。どうでもいいが、どうしてゲヴァントハウス管弦楽団はそんなに大勢雇っているのだろう？
公園の夜景は87年の作品。ロマンティックで趣きのある17分弱の曲である。
ティーレマンがああいう古典的なスタイルで現代作品を演奏するのは面白い。
マテュス 公園の夜景
ティーレマン／フィラデルフィア管弦楽団
このＣＤの帯はすごい。
←このように「初ＣＤ化？」
と自身無さげに「？」付きである。
ウソでもいい、元気に「初ＣＤ化！」と言い切ったらどうだ。
いや、正直なのは大切なこと。
逆に10点差し上げ。
公園の夜景は87年の作品。ロマンティックで趣きのある17分弱の曲である。
ティーレマンがああいう古典的なスタイルで現代作品を演奏するのは面白い。
マテュス 公園の夜景
ティーレマン／フィラデルフィア管弦楽団
←このように「初ＣＤ化？」
と自身無さげに「？」付きである。
ウソでもいい、元気に「初ＣＤ化！」と言い切ったらどうだ。
いや、正直なのは大切なこと。
逆に10点差し上げ。
2007年02月19日
スケベニンゲン、ＢＤを迎える
スケベニンゲン。オランダに実在する地名である。
特にスケベな人ばかり住んでいるというわけでは無いようだ。
ところで今日はリアル・スケベニンゲンの誕生日である。
そう、今日は宝塚セレブ会のカビの生えた温泉饅頭、プリンス・オブ・王子氏のＢＤである。
今年で御年41。
しかも独身。
とても息クサイし、もはや言うこと無しである。
どうでもいいが彼氏、最近想像を絶する衝撃の事実が判明した。
彼はおととしの12月に長く住み慣れた家を出て、新居に移った、ハズだった。
確認しておきたい。
おととしの12月である。
既に16ヶ月が過ぎている。
ところが、先日王子氏と話しているとまだ引っ越しが終わっていなくて、前の部屋も借りたままであるというではないかっ！
新しく借りたマンションは安アパートという訳ではなく、それなりの金額と聞いている。
家賃を二つも払っていたらほぼ給料は無いだろう。
しかもこの間に彼は外車（老婆ぁ一号）を購入したため、このローンがあり、給料日の時点で手元に残るのはわずか○円のみという。
アンタ、そりゃダメだろう。
フツーにそう言うと、逆に嬉しそうにニヤニヤして面白がってるから手に負えない。
どこまでがウケ狙いで、どこからが本気なのかさっぱりわからん。
41歳。
16ヶ月掛かりでの遠大な引っ越し、そろそろ終えようぜー。
2007年02月18日
ティーレマン／フィラデルフィアo ブラームス sym4
今日はティーレマンのブラ四を聴いた。98年とデータにあるが、音質は良く無い。くぐもっていて鮮度に欠けるし、ティンパニの強打は歪む。オケのサウンドが太く聴こえるが、これも実際の音はどうなのだろうか。もしかしたら録音のせいかもしれない。
演奏はティーレマンらしく、例によって巨匠風のもので個人的には好きだ。ただ、そのスタイルからするとテンポがやや速すぎるようにも感じる。ここでのティーレマンは全篇、割と快速に飛ばしているが、これは最近のピリオド演奏を意識したのだろうか。
個人的にはこの作品の三楽章はあまり好きでないのだが、この演奏では三楽章も聴けた。
終楽章で、自在なアッチェレランドの末に劇的に曲を終える迫力は見事。
ブラームス 交響曲第4番
ティーレマン／フィラデルフィア管弦楽団
ブラ四は大体いつでも最も好きな作品のひとつに入っていたのだが、ふと気付けば随分聴いていなかった。最近、重い作品が苦手である。
作曲家には辞世の句みたいな作品があったりする。例えばブラームスならこの交響曲第4番もそうだろう。交響曲に限ってみるとチャイコフスキーなら「悲愴」、ブラームスなら4番、マーラーの9番、ブルックナーの9番、シベリウスの7番あたりが辞世の句っぽい作品と言えそうだ。最終的にどの曲に向かうのか、個人差があるような気がするが、僕は「悲愴」は無いなぁ･･･。やはり僕の場合はブラ四だろうか。本当はブル九のような浄化された世界に憧れるのだが、僕はそんなに諦めがよく無いから七転八倒してブラ四な最期を迎えるような気がするなぁ｡｡｡
最後といえば、このブログにも必ず最後は来る。
昨日の投稿、手抜き批判を多々頂いた。
ゴメンゴメン。
最小の言葉で投稿できるか挑戦してみたんだ ←ウソ
でも、もうネタも無いし、時間も無いし。
なんつったってこの土日出勤で、ただいま11日連続勤務中ですから（死）。
そろそろ潮時かな。
ではでは。
演奏はティーレマンらしく、例によって巨匠風のもので個人的には好きだ。ただ、そのスタイルからするとテンポがやや速すぎるようにも感じる。ここでのティーレマンは全篇、割と快速に飛ばしているが、これは最近のピリオド演奏を意識したのだろうか。
個人的にはこの作品の三楽章はあまり好きでないのだが、この演奏では三楽章も聴けた。
終楽章で、自在なアッチェレランドの末に劇的に曲を終える迫力は見事。
ブラームス 交響曲第4番
ティーレマン／フィラデルフィア管弦楽団
ブラ四は大体いつでも最も好きな作品のひとつに入っていたのだが、ふと気付けば随分聴いていなかった。最近、重い作品が苦手である。
作曲家には辞世の句みたいな作品があったりする。例えばブラームスならこの交響曲第4番もそうだろう。交響曲に限ってみるとチャイコフスキーなら「悲愴」、ブラームスなら4番、マーラーの9番、ブルックナーの9番、シベリウスの7番あたりが辞世の句っぽい作品と言えそうだ。最終的にどの曲に向かうのか、個人差があるような気がするが、僕は「悲愴」は無いなぁ･･･。やはり僕の場合はブラ四だろうか。本当はブル九のような浄化された世界に憧れるのだが、僕はそんなに諦めがよく無いから七転八倒してブラ四な最期を迎えるような気がするなぁ｡｡｡
最後といえば、このブログにも必ず最後は来る。
昨日の投稿、手抜き批判を多々頂いた。
ゴメンゴメン。
最小の言葉で投稿できるか挑戦してみたんだ ←ウソ
でも、もうネタも無いし、時間も無いし。
なんつったってこの土日出勤で、ただいま11日連続勤務中ですから（死）。
そろそろ潮時かな。
ではでは。
2007年02月16日
アルバン・ベルクq ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第10番
弦四っちゅうのはイイ。
音楽の様式としては一番惹かれるなぁ。
そして弦四なら日ごろガミガミくどい某髪の毛ボサボサの巨匠も案外聴けるんだね。
あの巨匠は交響曲よりも弦四とかピアノ・ソナタの方が僕には馴染めるなぁ。
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第10番
アルバン・ベルク四重奏団
弦楽四重奏団は昔はアマデウスが好きだった。しかし当時、彼らは既に高齢で、僕がＬＰ（死語）を買った頃にはほぼ引退状態だった。その後、次第にアルバン・ベルクや東京カルテットに傾倒していったなぁ。
東京カルテットももっと日本人が多かった頃の方が逆にインターナショナルで良かったような気がする。
思えば、弦四を実演で聴いたことが無いゾ。
今年は一発行ってみるか。
音楽の様式としては一番惹かれるなぁ。
そして弦四なら日ごろガミガミくどい某髪の毛ボサボサの巨匠も案外聴けるんだね。
あの巨匠は交響曲よりも弦四とかピアノ・ソナタの方が僕には馴染めるなぁ。
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第10番
アルバン・ベルク四重奏団
弦楽四重奏団は昔はアマデウスが好きだった。しかし当時、彼らは既に高齢で、僕がＬＰ（死語）を買った頃にはほぼ引退状態だった。その後、次第にアルバン・ベルクや東京カルテットに傾倒していったなぁ。
東京カルテットももっと日本人が多かった頃の方が逆にインターナショナルで良かったような気がする。
思えば、弦四を実演で聴いたことが無いゾ。
今年は一発行ってみるか。
2007年02月15日
2007年02月14日
エッシェンバッハ／フィラデルフィアo ベートーヴェン sym7
前回聴いたベト壱はエッシェンバッハにしては端正な演奏だったが、この七番は似たようなアプローチながらも内側からジワジワと白熱してくる様がこの人らしい。やはりエッシェンバッハはこういう作品が向いている。特にフィナーレでの自然発火ぶりがいい。意識して盛り上げようというのではなく、指揮者自身が思わずのめり込んで行ったのだろう。加速する勢いはまさに疾風怒濤である。激しさが強調されることの多いマエストロだが、このベト七を聴けばこの人の演奏の精緻さが理解できる。楽団としてはメンバーの入れ替え期に当たっており必ずしも最上の状態ではないはずだが、とても美しいサウンドを実現している。
ベートーヴェン 交響曲第7番
エッシェンバッハ／フィラデルフィア管弦楽団
ハンサムという言葉がある。
大辞泉には「男性の顔だちや風采(ふうさい)のよいさま」とある。
元は英語。
handsome
〈人が〉顔立ちが美しい, りっぱな, 堂々とした, ぱりっとした, ハンサムな.
▼女性にも用いる
↑
らしい。
ところが、ハンサムという言葉には現在、このようなニュアンスがあるだろうか？
友達に「ハンサム」と呼ばれる者がいる。
これだけで普通、笑うだろう。
みんなで居酒屋で飲んでいる。
そういう時に、「ところでハンサムはどうなんだ？」とか言ってみる。
すると、このフリはそのままオチになっているのだ。
「おい、ハンサム」などと呼ぶとその時点で本人もちょっとおいしそうな顔しているし。
そのうちヤツは電話に「はい、ハンサムです」などと出るようになった。
リアルにハンサムな人間が「はい、ハンサムです」と電話に出ると腹立つが、ヤツのようなブサイクが「はい、ハンサムです」とか言うと笑いの集中砲火を浴びるんだな。
最初の頃は本人はまんざらでもなかったようで、ハンサムと呼ばれるとちょっと照れが入っていた。完全に勘違いしてたんだな。ところが以前、テレビにハンサム侍というキャラが出ていたことがあり、その役のダメキャラぶりを見て、ようやく自分に期待されていることを理解したようだ。
ハンサムという言葉は元は辞書にあるような意味だったのだろうが、今では弱キャラ、貧弱キャラを指しているように思う。こういう変化はやはりハンサムという言葉がほぼ死語と化したことで変化したのだろうなぁ。
で、なんでこんなことを言い出したのかというとね、この前、谷町線（蚊）の車内でカタカナで「ハンサム」と書いた帽子を被っているおじさんを見たんだね。濃紺の地に白い色で「ハンサム」。すごい。ああいう帽子はもっと若い人がシャレで被るのならともかく、老人が被っているとシャレのつもりなのか、ただイタイのか微妙でねぇ。難しい顔して夕刊フジを読むおじさんの姿が今でも忘れられないのだヨ。
取り合えず10点差し上げ。
お達者で。
ベートーヴェン 交響曲第7番
エッシェンバッハ／フィラデルフィア管弦楽団
ハンサムという言葉がある。
大辞泉には「男性の顔だちや風采(ふうさい)のよいさま」とある。
元は英語。
handsome
〈人が〉顔立ちが美しい, りっぱな, 堂々とした, ぱりっとした, ハンサムな.
▼女性にも用いる
↑
らしい。
ところが、ハンサムという言葉には現在、このようなニュアンスがあるだろうか？
友達に「ハンサム」と呼ばれる者がいる。
これだけで普通、笑うだろう。
みんなで居酒屋で飲んでいる。
そういう時に、「ところでハンサムはどうなんだ？」とか言ってみる。
すると、このフリはそのままオチになっているのだ。
「おい、ハンサム」などと呼ぶとその時点で本人もちょっとおいしそうな顔しているし。
そのうちヤツは電話に「はい、ハンサムです」などと出るようになった。
リアルにハンサムな人間が「はい、ハンサムです」と電話に出ると腹立つが、ヤツのようなブサイクが「はい、ハンサムです」とか言うと笑いの集中砲火を浴びるんだな。
最初の頃は本人はまんざらでもなかったようで、ハンサムと呼ばれるとちょっと照れが入っていた。完全に勘違いしてたんだな。ところが以前、テレビにハンサム侍というキャラが出ていたことがあり、その役のダメキャラぶりを見て、ようやく自分に期待されていることを理解したようだ。
ハンサムという言葉は元は辞書にあるような意味だったのだろうが、今では弱キャラ、貧弱キャラを指しているように思う。こういう変化はやはりハンサムという言葉がほぼ死語と化したことで変化したのだろうなぁ。
で、なんでこんなことを言い出したのかというとね、この前、谷町線（蚊）の車内でカタカナで「ハンサム」と書いた帽子を被っているおじさんを見たんだね。濃紺の地に白い色で「ハンサム」。すごい。ああいう帽子はもっと若い人がシャレで被るのならともかく、老人が被っているとシャレのつもりなのか、ただイタイのか微妙でねぇ。難しい顔して夕刊フジを読むおじさんの姿が今でも忘れられないのだヨ。
取り合えず10点差し上げ。
お達者で。
2007年02月13日
帰阪
スッタモンダの末、昨日早くに帰阪した。電車が好きだとまでは言わないが路面電車は好きなので、あちらでの足には敢えて路面電車を使うのであ〜る ←古っ！
今回もわざと路面電車の電停で降ろしてもらって乗車した、のはいいが、来たのはまたまた新型のＬＲＴであったヨ。昨秋に帰ったときもたまたまＬＲＴ。
まーいいけどネ･･･。
って写真が明らかに旧型じゃないか、ってか？
これは行き先違いで見送った旧型、アルナ工機車両と思われる。
今回は紫電改を見れたのが最大の収穫。この戦闘機も優秀だったのだが、時代の先端を行く米軍の工業力の前に苦戦した。
ＶＴ信管･･･。
保存館でパーツのひとつひとつを見ていると、よくぞこれだけ精緻なものを作れたものだと感動する。しかし燃料タンクなどはブリキがムキだしの代物で、ここに機銃が当たると燃料に引火して爆発した。米機は速度や航続距離で必ずしも優れていた訳ではなかったが、燃料タンクはラバーで覆われており、簡単には引火しなかった。
四国の南端では既に桜が咲いていた。今回は特に端の方まで行ったので、気候がだいぶ違ったのだろう。
いや、ヒガンサクラは寒くても咲くのか？
？
よくわからないから逃げる。
ただ逃げても芸が無いので、踊りながら逃げるというのはどうだ？どっちでもいいですか。
失敬。
ではでは。
2007年02月12日
エッシェンバッハ／フィラデルフィアo ベートーヴェン sym1
久しぶりにフィラ管の新譜をゲットした。
しかもニ連発！
まぁまぁ、そうコーフンせずにひとつづつつぶしていこうか。
↑
驚異の「つ」4連発！ ←子供かよ
↑
今年年男
↑
卍！
ベートーヴェン 交響曲第1番
エッシェンバッハ／フィラデルフィア管弦楽団
この演奏はエッシェンバッハにしては落ち着いている。京都公演の時のような強烈なアッチェレランドが掛かるわけでは無いし、マエストロの豪腕なイメージからは遠い。主観的な演奏を期待して聴くと肩透かしに合うナ。エッシェンバッハもいつでもどこでも誰にでも、牛丼特盛爆裂路線な訳では無いのだが、この録音は去年の夏の収録。主観的で「前時代的」な演奏スタイルが原因で、フィラ管退任をほぼ決めていた時期だろうと思われる。そういう事実が演奏に影響したのだろうか。
←この人と
この人、似て蝶。
しかもニ連発！
まぁまぁ、そうコーフンせずにひとつづつつぶしていこうか。
↑
驚異の「つ」4連発！ ←子供かよ
↑
今年年男
↑
卍！
ベートーヴェン 交響曲第1番
エッシェンバッハ／フィラデルフィア管弦楽団
この演奏はエッシェンバッハにしては落ち着いている。京都公演の時のような強烈なアッチェレランドが掛かるわけでは無いし、マエストロの豪腕なイメージからは遠い。主観的な演奏を期待して聴くと肩透かしに合うナ。エッシェンバッハもいつでもどこでも誰にでも、牛丼特盛爆裂路線な訳では無いのだが、この録音は去年の夏の収録。主観的で「前時代的」な演奏スタイルが原因で、フィラ管退任をほぼ決めていた時期だろうと思われる。そういう事実が演奏に影響したのだろうか。
2007年02月11日
2007年02月10日
羽田健太郎 弾厚作 ピアノ協奏曲第1番
今年70歳、老いてもなお若大将。
若大将はクラシック音楽に詳しいらしく、自らピアノ協奏曲を作っているのだ。この作品は父、上原謙のために作られたもので、上原謙の好きなハチャトリアン、ラフマニノフ、ガーシュイン、モーツァルト、ショパン、ベートーヴェンの名作のモチーフが散りばめられている。これらの作品を知っている人なら聴いていて面白い。
こういう作品は言うまでもなく作曲の最先端を行くものではないが、しかしやたら難しい音楽を聴かされるよりは、こうして聴いて意味のわかる表現に安心感を覚えるのも事実である。現代の作曲は難解であることを恐れない。難解であるとは、音楽の技法が難解なだけでなく、そこで扱うテーマからして高度に精神的になり過ぎている。某大御所がよく言う「個人的宇宙観」。そんな個人的なものが他人に理解してもらえるはずがないのだ。
弾厚作 ピアノ協奏曲第1番
羽田健太郎
森岡賢一郎／Ｎ響団友オーケストラ
この作品はピアノ協奏曲第1番となっているが、恐らく弾厚作のピアノ協奏曲はこれ一曲のみだろう。作品番号として「Ｋ−213」とあるがこれは「Ｋナンバー」といって、弾厚作の作品番号である。
なんでも弾厚作という名前は團伊玖磨と山田耕筰から取ったそうである。まるでレオポルト・ルートヴィヒのようだ。
2007年02月08日
ミルシテイン サン＝サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番
サン＝サーンスという作曲家は交響曲やヴァイオリン協奏曲で第3番に名作を残している。
自分の名前が「サン」だらけだから、やっぱ第3番となると俄然気合いが入るのかもしれない（ウソ）。
ミルシテインというヴァイオリニストは、名前は知っていたが今回始めて演奏を聴いた。しなやかで優雅な身のこなし、そして明瞭な音の立ち上がり。風情のある演奏に惹き込まれて、つい繰り返して再生してしまった。こういう演奏も今のようなデジタル全盛の時代にはもはや聴くことのできないものになってしまったなぁ。
伴奏があのフィストゥラーリということでこちらも興味があったが、内声部の強調によるアクセントのつけ方が印象的で、飽きさせない。独奏を引き立てるうまさに、豊富な劇場経験が感じられる。
サン＝サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番
ミルシテイン
フィストゥラーリ／フィルハーモニアo
今年の正月、出かけて行ったところは高級住宅地で、周りの豪邸には軒並みセコムのステッカーが貼ってあった。ああいうステッカーは、警備してんゾ、というアピールにもなるので効果が大きいらしい。ホームセンターなんかに行くとニセモノのセコムシールを臆面も無く売っているが、先方さんもプロなわけで、見れば本物かどうかは一目瞭然だと思うのだがなぁ。あんなニセステッカーなんか貼るのは返って逆効果ということは無いだろうか。
ところで、正月にその高級住宅地を歩いていて思ったのだが、例えばセコムのステッカーを貼るよりか、アコムのステッカーを貼った方が泥棒よけには効果があるのではないだろうか。
セコムしてますヨ！
ということは、セコムしなきゃなんないのだヨ。
守るものがあるということ。まして警備が硬いとなると、それを敢えて突破しようとする志しの大きい人物も出てくるかもしれない。
それよりか、
アコムしてますヨ！
はどうだ。
うちアコムで借りててさぁ、今月もキツいんだよねぇ。
そんな豪邸にはプロは入らないのではないか。
むしろ堂々と「アコム中デス！」とか張り出すことで、単なる泥棒よけになるのみならず、場合によっては近所から公然とカンパを受けられるかもしれない。
パチンコで買った隣りの旦那が、「これ使いねぇ」と言ってポーンと五万円、玄関先にほって行くかもしれない。競馬で勝ったお隣りからコシヒカリ一年分が運び込まれるかもしれない。百円玉を拾った小学生が交番に届ける代わりにこっそりと郵便受けに百円投入してくれるかもしれない。借金を公表することで、もしかしたら大きな恩恵を受けるのではないだろうか。
一度、オーストラリアに行ったことがある。
かの地ではストリート・ミュージシャンがあちこちで演奏しながら楽器ケースに小銭を集めていた。メルボルンの街中で見たミュージシャンのケースにはなぜか、黄色い看板でお馴染みのプ○ミスのステッカーが貼ってあった。
きっと彼も苦労してるんだな･･･。
自分の名前が「サン」だらけだから、やっぱ第3番となると俄然気合いが入るのかもしれない（ウソ）。
ミルシテインというヴァイオリニストは、名前は知っていたが今回始めて演奏を聴いた。しなやかで優雅な身のこなし、そして明瞭な音の立ち上がり。風情のある演奏に惹き込まれて、つい繰り返して再生してしまった。こういう演奏も今のようなデジタル全盛の時代にはもはや聴くことのできないものになってしまったなぁ。
伴奏があのフィストゥラーリということでこちらも興味があったが、内声部の強調によるアクセントのつけ方が印象的で、飽きさせない。独奏を引き立てるうまさに、豊富な劇場経験が感じられる。
サン＝サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番
ミルシテイン
フィストゥラーリ／フィルハーモニアo
今年の正月、出かけて行ったところは高級住宅地で、周りの豪邸には軒並みセコムのステッカーが貼ってあった。ああいうステッカーは、警備してんゾ、というアピールにもなるので効果が大きいらしい。ホームセンターなんかに行くとニセモノのセコムシールを臆面も無く売っているが、先方さんもプロなわけで、見れば本物かどうかは一目瞭然だと思うのだがなぁ。あんなニセステッカーなんか貼るのは返って逆効果ということは無いだろうか。
ところで、正月にその高級住宅地を歩いていて思ったのだが、例えばセコムのステッカーを貼るよりか、アコムのステッカーを貼った方が泥棒よけには効果があるのではないだろうか。
セコムしてますヨ！
ということは、セコムしなきゃなんないのだヨ。
守るものがあるということ。まして警備が硬いとなると、それを敢えて突破しようとする志しの大きい人物も出てくるかもしれない。
それよりか、
アコムしてますヨ！
はどうだ。
うちアコムで借りててさぁ、今月もキツいんだよねぇ。
そんな豪邸にはプロは入らないのではないか。
むしろ堂々と「アコム中デス！」とか張り出すことで、単なる泥棒よけになるのみならず、場合によっては近所から公然とカンパを受けられるかもしれない。
パチンコで買った隣りの旦那が、「これ使いねぇ」と言ってポーンと五万円、玄関先にほって行くかもしれない。競馬で勝ったお隣りからコシヒカリ一年分が運び込まれるかもしれない。百円玉を拾った小学生が交番に届ける代わりにこっそりと郵便受けに百円投入してくれるかもしれない。借金を公表することで、もしかしたら大きな恩恵を受けるのではないだろうか。
一度、オーストラリアに行ったことがある。
かの地ではストリート・ミュージシャンがあちこちで演奏しながら楽器ケースに小銭を集めていた。メルボルンの街中で見たミュージシャンのケースにはなぜか、黄色い看板でお馴染みのプ○ミスのステッカーが貼ってあった。
きっと彼も苦労してるんだな･･･。
2007年02月07日
アーノンクール／ＶＰＯ シューマン sym3
今週ＦＭはＶＰＯ特集。
初日のムーティに続いて、昨日はアーノンクールの演奏を聴いた。
最近のアーノンクールは以前ほどにはピリオド・アプローチどっぷりな演奏では無いようだ。このシューマンでもティンパニの強打や弦がピュアトーンであることなど、時代演奏としての要素はありながらも、それはかつてのようなエッジの効いた表現ではない。しかしそこには様々な過程を経て遂に到達した者にのみ可能な絶妙なサウンドがあるなぁ。
去年の来日公演は行きたかったが、家賃に匹敵するような高額のチケットは薄給自慢のR33にはムリだったヨ･･･。
シューマン 交響曲第3番
アーノンクール／ＶＰＯ
アインザッツの隣りのお店のマスターは、アーノンクールと江頭2:50を足したような顔をしていたなぁ･･･。
初日のムーティに続いて、昨日はアーノンクールの演奏を聴いた。
最近のアーノンクールは以前ほどにはピリオド・アプローチどっぷりな演奏では無いようだ。このシューマンでもティンパニの強打や弦がピュアトーンであることなど、時代演奏としての要素はありながらも、それはかつてのようなエッジの効いた表現ではない。しかしそこには様々な過程を経て遂に到達した者にのみ可能な絶妙なサウンドがあるなぁ。
去年の来日公演は行きたかったが、家賃に匹敵するような高額のチケットは薄給自慢のR33にはムリだったヨ･･･。
シューマン 交響曲第3番
アーノンクール／ＶＰＯ
アインザッツの隣りのお店のマスターは、アーノンクールと江頭2:50を足したような顔をしていたなぁ･･･。
2007年02月06日
ペットショップボーイズ VERY
なんちゅうかネ、クラシック馬鹿と思われるのもシャクなのでたまにポップな音楽も投稿してみたりするんだね。過去には二度、ヴァンヘイレンを投稿したし、年末にはカントリーも投稿した。ヴァンヘイレンが二回も出ているのは、完全にたまたま。大概、かっこよかったからコーフンして書きなぐったんだろう。しっかしヴァンさんも、ヴォーカルを代えすぎですなぁ。代えれば代えるほどおかしくなって、苦し紛れに初代のデイブを呼び戻してみたかと思えば、すぐに更迭、結局二代目のサミー・ヘイガーをまたまた呼び戻すなどとお家騒動松の廊下だヨ。それでもあれだけのパフォーマンスをするから逆にスゴいけどネ。
で、今日聴いたのはＰＳＢ。ハードゲイなカミングアウトで有名になってしまった「軟弱ヴォーカル」のニール・テナントだが、クリス・ロウによるバックの「オーケストレーション」はすごい。軟弱ヴォーカルと立派な伴奏という組み合わせは日本の某○ーミン女史とその旦那のパッケージを思わせるが、某女史の伴奏がああいう壮麗なものであるのに対してクリスの「オケ」にはある種のシブさがある。きっとロンドンというかつての世界の首都に住んでいるとこういうサウンドになるのだろうなぁ。落日の帝国。イギリスという国の魅力はある意味そういう所にあるのかもしれない。
ＰＳＢは「ゴー・ウエスト」がブレイクしてしまったせいで、実体が見えにくくなっているが、何を隠そうこのアルバムに「ゴー・ウエスト」は入っている。わかりやすいメロディーはキャッチーだが、何度も聴いて飽きないというような曲ではないな。「ゴー・ウエスト」はもともとヴィレッジ・ピープルというグループの作品であるのだが、このヴィレッジ・ピープルというグループは史上初めてゲイをターゲットにして売り出されたグループだったのだよ。こういう選曲にはきっと二ールの意向が働いているのだろう。
ＰＳＢは数多くのアルバムを出しているが、個人的にはこの93年のVERYと96年のBilingualが優れていると思う。特にVERYはポップかつシンフォニックで、その絶妙なサジ加減がいつまでも新鮮である。
ペットショップボーイズ VERY
先日、金閣寺の話しをしていて思い出したことがある。
小学生の頃のこと。学校でどこかに行ったとき、トイレの金隠しが金閣寺の形になっていた。僕らは純粋にスゲー、スゲーと盛り上がっていたのだが、先生たちはナニヤラ意味ありげに面白がっていた。当時、僕らはその真意がわからなかったのだが、なるほど
きんかくじ
↓
きんかくし
ダジャレだったのですネ。
35歳にして初めて気付いたヨ。
しっかし金隠しってネーミングは豪快だな。
もうちょっとスマートな名前にできなかったものか。
で、今日聴いたのはＰＳＢ。ハードゲイなカミングアウトで有名になってしまった「軟弱ヴォーカル」のニール・テナントだが、クリス・ロウによるバックの「オーケストレーション」はすごい。軟弱ヴォーカルと立派な伴奏という組み合わせは日本の某○ーミン女史とその旦那のパッケージを思わせるが、某女史の伴奏がああいう壮麗なものであるのに対してクリスの「オケ」にはある種のシブさがある。きっとロンドンというかつての世界の首都に住んでいるとこういうサウンドになるのだろうなぁ。落日の帝国。イギリスという国の魅力はある意味そういう所にあるのかもしれない。
ＰＳＢは「ゴー・ウエスト」がブレイクしてしまったせいで、実体が見えにくくなっているが、何を隠そうこのアルバムに「ゴー・ウエスト」は入っている。わかりやすいメロディーはキャッチーだが、何度も聴いて飽きないというような曲ではないな。「ゴー・ウエスト」はもともとヴィレッジ・ピープルというグループの作品であるのだが、このヴィレッジ・ピープルというグループは史上初めてゲイをターゲットにして売り出されたグループだったのだよ。こういう選曲にはきっと二ールの意向が働いているのだろう。
ＰＳＢは数多くのアルバムを出しているが、個人的にはこの93年のVERYと96年のBilingualが優れていると思う。特にVERYはポップかつシンフォニックで、その絶妙なサジ加減がいつまでも新鮮である。
ペットショップボーイズ VERY
先日、金閣寺の話しをしていて思い出したことがある。
小学生の頃のこと。学校でどこかに行ったとき、トイレの金隠しが金閣寺の形になっていた。僕らは純粋にスゲー、スゲーと盛り上がっていたのだが、先生たちはナニヤラ意味ありげに面白がっていた。当時、僕らはその真意がわからなかったのだが、なるほど
きんかくじ
↓
きんかくし
ダジャレだったのですネ。
35歳にして初めて気付いたヨ。
しっかし金隠しってネーミングは豪快だな。
もうちょっとスマートな名前にできなかったものか。
2007年02月05日
第15回ＡＢＣフレッシュコンサート
今日は休刊などと一部、裏ページで宣言していたのに結局投稿するヤツ･･･。
Ｏ型、いい加減、太っちょと三拍子揃ったテキトー大魔王なのでネ。
まともな約束とか期待しないでネ ←既に誰も期待していない（死）
ま、そんなことはどうでもいいのだ。
それより、昨日のコンサートだよ。
今年最初のコンサートは、去年六月のコンクールで優勝した大岡仁氏と市川雅己氏の協奏曲をメインにしたセンチュリー交響楽団の演奏会。指揮の現田氏を六年振りに聴けるのも楽しみである。
シベリウス 悲しきワルツ
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー アンダンテ・カンタービレ
チャイコフスキー ロメオとジュリエット
アンコール
ラフマニノフ ヴォカリーズ
現田茂夫／大阪センチュリー交響楽団
今日のメインはなんと言っても若き二人のソリスト。しかしすごいネ。この二人は。
こういう若い人たちが立派な演奏をしてくれるのは心強い限りである。初々しい今の彼らも魅力的だがこの後、場数を踏んで行くと一体どうなっていくのかも楽しみだ。二人の、正確なだけじゃない、共感豊かな率直な音楽は眩しかった･･･。
その時僕の財布は貧しかった･･･ ←卍！
センチュリー交響楽団は第一回の東京公演を聴いた。確かセガルか誰かでメンコンとグレイトをやったと思う。当時はまだ結成間もない時期だったが、既にあの頃から今に通じる暖色系の温かなサウンドだったなぁ。
今回、一曲目の「悲しきワルツ」では色々あったヨ。
この作品ではオケがまだちょっと浮き足立っていたのか、アンサンブルがぎこちなかった。特に、あるパートが前のめりに走ってしまっていて、これには現田氏も参ったことだろう。しかしここでマエストロは、オケをいじり回すことをせず、ガマンのタクト。これが一番大切なことはわかっていても、なかなかできることではないんだね。ベームも、「ミスした奏者を睨みつけると同じ場所でまたミスをする。しかしそっちを見ないようにしていると、次はきちんと演奏する」と言っていた。そうなのだよ。わかっていても、睨んじゃうんだよねぇ。これが。ここでの現田氏、大人の貫禄には思わずしびれた。
この作品の演奏中に、ヴィオラを弾いている人から何か白い物がいきなり飛んできた。それはステージから放物線を描いてあれよあれよ、と言う間に僕の隣りの席にいたご婦人に直撃。彼女は被弾、炎上した（ウソ）。
一体、何が飛んできたのかと見ると、ご婦人のスカートの上に白い、髪を結わくようなゴムがあった。一曲目からいきなりウトウトしていたおばちゃんも、この大当たりにはハイドン94（驚愕）して、一気に覚醒していたヨ。
うーん、良かったネ（？）。
六月のコンクールではステージの上を巨大な虫がビュンビュン我が物顔で飛び回るし、このコンサートはやたらと「飛び物」に縁があるなぁ。
今回の演奏では、アンダンテ・カンタービレやヴォカリーズといったゆったりとした曲調のものが大変優れていた。特にアンダンテ・カンタービレでの一音一音慈しむような思い入れたっぷりの演奏は、それでいて濃すぎず、その「日本の美」に惹き込まれた。これでもう少しアンサンブルの精度が高いと言うことなかったがなぁ。
アンコールのヴォカリーズも同様に素晴らしかった。
とはいえ、現田氏の持ち味は重厚な作品にこそ発揮されるというもの。今回はシベリウスの協奏曲や「ロメジュリ」での内声部の強調に、久しぶりの現田汁を見た。特にシベコンのフィナーレで、総奏からホルンを朗々と浮き上がらせた辺りには指揮者のこだわりが感じられた。
現田氏を以前聴いた時は六年前、読響とでプログラムは展覧会の絵だった。この時は大きなウネリの発生した名演に圧倒されたが不幸にも地方公演だった為、よく理解していない大多数の観客の中で、一部マニアなのか少数が大歓声を送っていたのが印象的だった。日ごろ聴きこんでいるファンにとっては冒頭から一貫して生命力を湛えたいい演奏だった。当時は今よりもっときらめくような輝かしい演奏だったが、昨日の演奏を聴く限り骨太で渋みを増していたなぁ。これからもっと男汁の出る演奏になっていくのだろうか。そんなことはマエストロご本人にもわからないか。
今回、若いソリストに丁寧に伴奏を付けながらも、オケの出番となると本気モード全開にしていた現田氏は、コンサートが終了する頃には汗びっしょりになっていた。こういう演奏会ではテキトーに振る某響首席のような人もいるのに、昨日も全力投球だった現田氏を見ていて、神奈川フィルはいい首席を持ったものだなぁ、とうらやましかった。
と、まー、意表を付いてこんな時間に投稿。
拙者にはもう深夜帯に当たるので、既に睡魔との最終戦争に突入である。
ラジオでは我らのムーティが我らのオケではない某ＶＰＯを指揮して素晴らしいモーツァルトをやっているが、これが今日からエアチェックできるのだよ。
うちでは。
うーん、つくづく文明だなぁ ←何人？
今回読み直していないから誤字脱字、脱文、乱文が心配だが、構わず寝てしまおう。
もう限界！
では、おやすみなさい。
Zzz･･･
Ｏ型、いい加減、太っちょと三拍子揃ったテキトー大魔王なのでネ。
まともな約束とか期待しないでネ ←既に誰も期待していない（死）
ま、そんなことはどうでもいいのだ。
それより、昨日のコンサートだよ。
今年最初のコンサートは、去年六月のコンクールで優勝した大岡仁氏と市川雅己氏の協奏曲をメインにしたセンチュリー交響楽団の演奏会。指揮の現田氏を六年振りに聴けるのも楽しみである。
シベリウス 悲しきワルツ
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー アンダンテ・カンタービレ
チャイコフスキー ロメオとジュリエット
アンコール
ラフマニノフ ヴォカリーズ
現田茂夫／大阪センチュリー交響楽団
今日のメインはなんと言っても若き二人のソリスト。しかしすごいネ。この二人は。
こういう若い人たちが立派な演奏をしてくれるのは心強い限りである。初々しい今の彼らも魅力的だがこの後、場数を踏んで行くと一体どうなっていくのかも楽しみだ。二人の、正確なだけじゃない、共感豊かな率直な音楽は眩しかった･･･。
その時僕の財布は貧しかった･･･ ←卍！
センチュリー交響楽団は第一回の東京公演を聴いた。確かセガルか誰かでメンコンとグレイトをやったと思う。当時はまだ結成間もない時期だったが、既にあの頃から今に通じる暖色系の温かなサウンドだったなぁ。
今回、一曲目の「悲しきワルツ」では色々あったヨ。
この作品ではオケがまだちょっと浮き足立っていたのか、アンサンブルがぎこちなかった。特に、あるパートが前のめりに走ってしまっていて、これには現田氏も参ったことだろう。しかしここでマエストロは、オケをいじり回すことをせず、ガマンのタクト。これが一番大切なことはわかっていても、なかなかできることではないんだね。ベームも、「ミスした奏者を睨みつけると同じ場所でまたミスをする。しかしそっちを見ないようにしていると、次はきちんと演奏する」と言っていた。そうなのだよ。わかっていても、睨んじゃうんだよねぇ。これが。ここでの現田氏、大人の貫禄には思わずしびれた。
この作品の演奏中に、ヴィオラを弾いている人から何か白い物がいきなり飛んできた。それはステージから放物線を描いてあれよあれよ、と言う間に僕の隣りの席にいたご婦人に直撃。彼女は被弾、炎上した（ウソ）。
一体、何が飛んできたのかと見ると、ご婦人のスカートの上に白い、髪を結わくようなゴムがあった。一曲目からいきなりウトウトしていたおばちゃんも、この大当たりにはハイドン94（驚愕）して、一気に覚醒していたヨ。
うーん、良かったネ（？）。
六月のコンクールではステージの上を巨大な虫がビュンビュン我が物顔で飛び回るし、このコンサートはやたらと「飛び物」に縁があるなぁ。
今回の演奏では、アンダンテ・カンタービレやヴォカリーズといったゆったりとした曲調のものが大変優れていた。特にアンダンテ・カンタービレでの一音一音慈しむような思い入れたっぷりの演奏は、それでいて濃すぎず、その「日本の美」に惹き込まれた。これでもう少しアンサンブルの精度が高いと言うことなかったがなぁ。
アンコールのヴォカリーズも同様に素晴らしかった。
とはいえ、現田氏の持ち味は重厚な作品にこそ発揮されるというもの。今回はシベリウスの協奏曲や「ロメジュリ」での内声部の強調に、久しぶりの現田汁を見た。特にシベコンのフィナーレで、総奏からホルンを朗々と浮き上がらせた辺りには指揮者のこだわりが感じられた。
現田氏を以前聴いた時は六年前、読響とでプログラムは展覧会の絵だった。この時は大きなウネリの発生した名演に圧倒されたが不幸にも地方公演だった為、よく理解していない大多数の観客の中で、一部マニアなのか少数が大歓声を送っていたのが印象的だった。日ごろ聴きこんでいるファンにとっては冒頭から一貫して生命力を湛えたいい演奏だった。当時は今よりもっときらめくような輝かしい演奏だったが、昨日の演奏を聴く限り骨太で渋みを増していたなぁ。これからもっと男汁の出る演奏になっていくのだろうか。そんなことはマエストロご本人にもわからないか。
今回、若いソリストに丁寧に伴奏を付けながらも、オケの出番となると本気モード全開にしていた現田氏は、コンサートが終了する頃には汗びっしょりになっていた。こういう演奏会ではテキトーに振る某響首席のような人もいるのに、昨日も全力投球だった現田氏を見ていて、神奈川フィルはいい首席を持ったものだなぁ、とうらやましかった。
と、まー、意表を付いてこんな時間に投稿。
拙者にはもう深夜帯に当たるので、既に睡魔との最終戦争に突入である。
ラジオでは我らのムーティが我らのオケではない某ＶＰＯを指揮して素晴らしいモーツァルトをやっているが、これが今日からエアチェックできるのだよ。
うちでは。
うーん、つくづく文明だなぁ ←何人？
今回読み直していないから誤字脱字、脱文、乱文が心配だが、構わず寝てしまおう。
もう限界！
では、おやすみなさい。
Zzz･･･
2007年02月04日
ドラティ／ＬＳＯ チャイコフスキー sym5
ドラティという指揮者は長年、聴いたことがなかった。たぶんまともに聴いたのはハイドンの交響曲第73番「狩り」だけだと思う。それがひょんなことからチャイ五をゲットしたので聴いてみたのだが、なーるほど。これは世評に違わずいいですなぁ。録音は61年ながらも自然な音で入っていて聴きやすいが、ちょっとオン気味なのがこのレーベルらしい。弦を中心にサウンドは粘度のある実在感があって魅力的である。演奏はアグレッシブなもので、歯切れのいいテンポとシンフォニックな構築感がいい。ＬＳＯも好演である。
チャイコフスキー 交響曲第5番
ドラティ／ロンドン交響楽団
エッシェンバッハのニュースレターが来た。
今年もやっぱり英語である。
冒頭は新年の挨拶をしているようだが割愛（卍）。
マエストロは今年の活動をランラン＆パリ管弦楽団とのベートーヴェンの協奏曲の録音で開始するとある。しかもレーベルはＤＧ。やるなぁ。パリ管弦楽団のベートーヴェン録音は久しぶりではないか。パリ管も、もっとこういうオーソドックスなレパートリーも録音すべきだと思うのだよ。外野の人間としては。どうでもいいが、パリにはいまだにコンサート専用のホールが無いらしい。オペラハウスはあってもコンサートホールが無いなんて、拙者にはあり得ない･･･。
マエストロの今年最初のコンサートはＢＰＯとのデュティユーのチェロ協奏曲と悲愴だったようだ。
ここでやっとフィラ管の話題が出たゾ。フィラ管とはブルックナーの9番をカーネギーホールでやるとある。これ聴きたいなぁ。録音してくれーぃ。
今年はかつてフィラ管の本拠地だったアカデミー・オブ・ミュージックが150年か何かの記念らしくて、その為の重要なイベントがあるようだ。アカデミーは長くフィラ管が使って来てその豪華な内装は素晴らしいが、音響に関してはドライ。こういうホールの特性が逆にフィラ管の豪壮なサウンドを生んだとも言われている。しかし例えばトーンハレ管弦楽団なんかは極めて素晴らしいホールを拠点としていて、この為に良いサウンドが育まれたと言われるのだが、フィラ管に関しては鳴らないホールが鳴るオケを作ったなんていうことが言えるのだろうか？
マエストロは先日のパリ管弦楽団とのマーラーの演奏に満足したようだ。
その後はＮＤＲを振るとある。いまでもＮＤＲには頻繁に客演しているのだなぁ。一部では不仲説を聞くが、退任後もこれだけ頻繁に客演している所を見ると、案外関係は良好なのでは。
今回、ますますザックリと訳す。
訳というより略、なーんちて。
ではでは。
チャイコフスキー 交響曲第5番
ドラティ／ロンドン交響楽団
エッシェンバッハのニュースレターが来た。
今年もやっぱり英語である。
冒頭は新年の挨拶をしているようだが割愛（卍）。
マエストロは今年の活動をランラン＆パリ管弦楽団とのベートーヴェンの協奏曲の録音で開始するとある。しかもレーベルはＤＧ。やるなぁ。パリ管弦楽団のベートーヴェン録音は久しぶりではないか。パリ管も、もっとこういうオーソドックスなレパートリーも録音すべきだと思うのだよ。外野の人間としては。どうでもいいが、パリにはいまだにコンサート専用のホールが無いらしい。オペラハウスはあってもコンサートホールが無いなんて、拙者にはあり得ない･･･。
マエストロの今年最初のコンサートはＢＰＯとのデュティユーのチェロ協奏曲と悲愴だったようだ。
ここでやっとフィラ管の話題が出たゾ。フィラ管とはブルックナーの9番をカーネギーホールでやるとある。これ聴きたいなぁ。録音してくれーぃ。
今年はかつてフィラ管の本拠地だったアカデミー・オブ・ミュージックが150年か何かの記念らしくて、その為の重要なイベントがあるようだ。アカデミーは長くフィラ管が使って来てその豪華な内装は素晴らしいが、音響に関してはドライ。こういうホールの特性が逆にフィラ管の豪壮なサウンドを生んだとも言われている。しかし例えばトーンハレ管弦楽団なんかは極めて素晴らしいホールを拠点としていて、この為に良いサウンドが育まれたと言われるのだが、フィラ管に関しては鳴らないホールが鳴るオケを作ったなんていうことが言えるのだろうか？
マエストロは先日のパリ管弦楽団とのマーラーの演奏に満足したようだ。
その後はＮＤＲを振るとある。いまでもＮＤＲには頻繁に客演しているのだなぁ。一部では不仲説を聞くが、退任後もこれだけ頻繁に客演している所を見ると、案外関係は良好なのでは。
今回、ますますザックリと訳す。
訳というより略、なーんちて。
ではでは。
2007年02月03日
本日は休刊デス
とか言いつつ今日も投稿してるやつ･･･。
ま、いっか。
誰も気にしないだろう。
昨日はまたしてもヒザの痛みが悪化したため、病院に行ってヒアルロン酸を注射してもらった。
ヒアルロン酸？
お肌のケアか、って感じだけど、軟骨の保護成分としていいらしい。
もちろんお肌にもいい。
ということは、オレ今、美肌？
しかもヒザの辺りだけ？
誰にも見えないし、誰も見たくない（卍）。
松居直美似の先生が僕の発言にいちいちウケていたが、何がおかしかったのか？
こちとら、真剣に症状について質問しておるのだよ。
そんなに笑える顔してるか？
失敬だな（卍）
アインザッツ亡き後、散り散りになった常連軍団。
シンフォニーを聴きながら一杯という環境は、新地にもまだあるのだが･･･。
実は地元にあるんだね。
これが。
しかも何を隠そう、うちから一番近いバーが「シンフォニー可」なのだヨ。
それで、たまにはここでゆっくりするのだ。
今回聴いたのは、セル／ＶＰＯの運命とヨッフム／ＢＰＯの運命、それからオーマンディ／ＶＰＯの運命･･･。
ってアンタ「運命」好きだったっけ？って言われるな。
フッフッフ･･･。
マスター本当はバーンスタイン／クリーヴランドoの「復活」を聴きたかったらしいのだが、僕の睡魔が勝ってしまって今回はオアズケに。
また次回、聴きましょか。
赤ワイン飲みながら ←ウっ？
マスター、そろそろコメントデビューしてみる？
ではでは。
ま、いっか。
誰も気にしないだろう。
昨日はまたしてもヒザの痛みが悪化したため、病院に行ってヒアルロン酸を注射してもらった。
ヒアルロン酸？
お肌のケアか、って感じだけど、軟骨の保護成分としていいらしい。
もちろんお肌にもいい。
ということは、オレ今、美肌？
しかもヒザの辺りだけ？
誰にも見えないし、誰も見たくない（卍）。
松居直美似の先生が僕の発言にいちいちウケていたが、何がおかしかったのか？
こちとら、真剣に症状について質問しておるのだよ。
そんなに笑える顔してるか？
失敬だな（卍）
シンフォニーを聴きながら一杯という環境は、新地にもまだあるのだが･･･。
実は地元にあるんだね。
これが。
しかも何を隠そう、うちから一番近いバーが「シンフォニー可」なのだヨ。
それで、たまにはここでゆっくりするのだ。
今回聴いたのは、セル／ＶＰＯの運命とヨッフム／ＢＰＯの運命、それからオーマンディ／ＶＰＯの運命･･･。
ってアンタ「運命」好きだったっけ？って言われるな。
フッフッフ･･･。
マスター本当はバーンスタイン／クリーヴランドoの「復活」を聴きたかったらしいのだが、僕の睡魔が勝ってしまって今回はオアズケに。
また次回、聴きましょか。
赤ワイン飲みながら ←ウっ？
マスター、そろそろコメントデビューしてみる？
ではでは。
2007年02月02日
オーマンディ／フィラデルフィアo メンデルスゾーン 最初のワルプルギスの夜
去年聴いたオーマンディの「エリア」も素晴らしかったのだが、この「ワルプルギス」も鮮度の高い、素晴らしい演奏である。コーラスや独唱に対して、伴奏というよりも一歩踏み込んだ有機的、主体的な係わり方がオーマンディらしい。例によって遠慮会釈無しの豪快な鳴らしっぷりは場合によってはヨーロッパ的でないという意見もあり得るが、音楽としてここまで完成していればそれは民俗性を越えたものであるように思う。ツボを得た演奏とはこれに尽きる。
メンデルスゾーン 最初にワルプルギスの夜
オーマンディ／フィラデルフィア管弦楽団
連続投稿は今日で遂に365連発。
イヤー、がんばった、がんばった。
だから、もうがんばらない（卍）。
明日は？
投稿しないの？
？？？
メンデルスゾーン 最初にワルプルギスの夜
オーマンディ／フィラデルフィア管弦楽団
連続投稿は今日で遂に365連発。
イヤー、がんばった、がんばった。
だから、もうがんばらない（卍）。
明日は？
投稿しないの？
？？？
2007年02月01日
五嶋みどり エルガー ヴァイオリン・ソナタ
今日は、ホントは久しぶりにオーマンディの豪快な演奏を聴こうかと思ったのだが、どーも最近濃いぃー音楽を受け付けない。シンプルな室内楽とか、古い静かな音楽がしっくり来るなぁ。こんなことではブログの屋号を変えなければならない。
エルガー ヴァイオリン・ソナタ
五嶋みどり
マクドナルド
僕は枚方市や守口市に住んでいるが、五嶋みどりも守口出身で、確か後に枚方に住んでいたのだと思う。有名になった当初は地元出身ということでリアルに、がんばってくれーみたいな心境があったものだが、今となってしまうと当時の必死な応援ぶりは無用だったか、というほど世界的になってしまった。メータ／ＮＹＰと共演した時には他人事ながら嬉しかったけどなぁ。
最近気付いた。
毛利元就
忌野清志郎
似て蝶。
今日で連続投稿364発！
（最後の？）→また明日！
エルガー ヴァイオリン・ソナタ
五嶋みどり
マクドナルド
僕は枚方市や守口市に住んでいるが、五嶋みどりも守口出身で、確か後に枚方に住んでいたのだと思う。有名になった当初は地元出身ということでリアルに、がんばってくれーみたいな心境があったものだが、今となってしまうと当時の必死な応援ぶりは無用だったか、というほど世界的になってしまった。メータ／ＮＹＰと共演した時には他人事ながら嬉しかったけどなぁ。
最近気付いた。
似て蝶。
今日で連続投稿364発！
（最後の？）→また明日！
