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[地震]東北地方で震度4 宮城と福島に津波注意報

 19日午前11時39分ごろ、福島県沖を震源とする地震が東北から関東地方であり、盛岡市、福島県郡山市などで震度4を観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定される。気象庁は一時、宮城県と福島県に津波注意報を出し、宮城県石巻市、仙台市、福島県相馬市で最大20センチの津波を観測した。

 今回、津波注意報が地震からわずか約2分後に発表された。気象庁の緊急地震速報のシステムが活用されたためで、これまでより1、2分短縮された。

 緊急地震速報システムは昨年10月に本格的な運用が始まり、震度5弱以上では、強い揺れがくる前にテレビやラジオなどで地震速報を流している。気象庁は震度5弱未満の地震でも、このシステムを活用して震源の位置と地震の規模(マグニチュード)を迅速に把握、津波注意報や警報を出すかどうか判断材料として活用できるようにした。

 従来、津波注意報や警報が発表されるまでに3〜5分かかっていたが、今回は、地震の発生から約2分後の同11時41分ごろに発表された。

 緊急地震速報のシステムを使って津波注意報が発表されたケースは、本格運用前の昨年3月の能登半島地震(地震検知から約2分後に発表)と、同7月の新潟県中越沖地震(同約1分後)。本格運用後では今回の地震が初めて。

 気象庁の横田崇・地震津波監視課長は19日の会見で、「速報をうまく運用して注意報を極めて迅速に出すことができた」と話した。また、今後の余震と津波について「余震は震度2〜3程度の恐れがあり、しばらくは海面変動(微弱な津波)が続くので、海に入る時は十分注意が必要」と呼びかけた。【樋岡徹也】

 各地の震度は次の通り。

 ▽震度4=盛岡市、宮城県栗原市、登米市、石巻市、福島県郡山市、相馬市、栃木県那須町

 ▽震度3=岩手県陸前高田市、花巻市、一関市、仙台市、宮城県白石市、福島市、福島県いわき市、会津若松市、栃木県大田原市、那須塩原市、青森県五戸町、秋田市、秋田県大仙市、山形県酒田市、米沢市、水戸市、茨城県日立市、石岡市、つくば市、群馬県明和町、さいたま市、埼玉県熊谷市、春日部市、草加市、千葉県浦安市、東京都足立区、横浜市、神奈川県小田原市、新潟県見附市、刈羽村、山梨県山中湖村、長野県南牧村


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