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【iPhoneレポート】iPhone、日本語の文字入力が早い!……というのはガセビア

 先日書いた「iPhone購入者が語る。まだiPhoneを買わない方がいい7つの理由」でも語ったが、iPhoneの文字入力についてレポートする。

 この記事で「文字入力が遅すぎる」と書いたら、ありがたいことに他のiPhoneユーザからスライド入力という早い入力方法を教えて貰った。これは「あ」の文字にタッチしたあと、上下左右にそのまま指をスライドすることで、「いうえお」を入力できるというものだ。今までは「長押ししないと出ない」と思っていた。

 やった、これで早く入力できる! と思い、必死になってスライドした後の文字を覚え、素早く入力できるように練習した。その結果、私はこのスライド入力をマスターした。完璧だ。しかし、残念なことに肝心の文字入力の早さは思ったより向上しなかった。その理由は、iPhoneの予測変換にある。

 iPhoneの予測変換は、誤字・脱字を訂正したり、その後に続く文字を予測して候補を出してくれるというありがたい機能だ。あなたが使っている日本の携帯電話にも、予測変換機能はついているだろう。しかし、iPhoneの場合はこれが曲者だった。

 なんと言っても変換が遅い。もうこの一言の尽きる、変換が遅い、だ。例えばスライド入力で素早く「あした」と打ち込んでも「明日、あした、味だ、あじだ」と出てくるまでにゆうに3秒はかかる。そんなに待っていられない。

 これではダメだ、と漢字変換だけをさせるために「あしたどこいく?」と入力すると、「アシタドコイク?」というカタカナだけの素晴らしい変換候補が表示され、iPhoneが日本語に対応しきれていないことをユーザに教えてくれる。

 そんなわけで「明日どこ行く?」という短い文章を打つのに、「あした」3秒待って「明日」を確定、「どこ」を確定、「いく?」3秒待って「行く?」を確定、なんてことをしなければならない。ああ、めんどくさい。

 こんなふうに書くとiPhoneがダメなように思われてしまうが、言わせて貰う。少なくとも今はiPhoneはダメだ。しかし、未来は分からない。なぜなら、英文の入力については素晴らしい早さと予測変換機能を備えているからだ。

 「This is a pen」と書きたいとする。そんなこと普通の文章では書かないが、とにかく書きたいとする。そこで打ち込んだ時に、誤って「This is a pwn」と入力してしまった。「e」と「w」はフルキーボードでは隣同士のため、タッチスクリーンではこういうことがよくある。しかし、これは自動的に「This is a pen」に変換される。正確には、「pwn」の横に表示された×ボタンを押さない限り、予測変換で「This is a pen」が優先されるという仕組みだ。英文ではPCでもよく起きるキーの打ち間違いを、iPhoneはフォローしてくれる。

 この仕組みが日本語に反映されるとどうなるか? 打ち間違いの起きない携帯電話、どの携帯電話よりも素早く入力できるとは思わないだろうか? 数ヵ月後、数年後、iPhoneは一番メールの入力が早い携帯電話になっているかもしれない。――ただし、今は入力が遅い携帯電話である。

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(篠原 修司)


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