週刊現代(一)
週刊現代の6月16日発売(6月28日号)は凄い。秋葉原の特集に9ページ割いてます。殺人犯の弟の口述がメインです。テレビや新聞に比べて週刊誌はスピードでは勝てません。しかし記者が足で稼いだ記事は群を抜いている。
この号は売れ行き好調でしょう。しかも次週に続編があるというからどうしても買います。あなたも買ってちょ。
その前週は皇室典範特集に相当なページ数を費やしていましたが、あの号がボトムだったのではないかと思います。
週刊誌も売り上げの落ち込みが厳しい。読者の活字離れと言われていますが、そうではありません。編集者の運離れなんですね。先ず編集長の運が良いかどうかは決定的です。誌面での顔、氏名をじっと見るだけでその雑誌の運氣が分かります。どうしてこんなに運氣を落とす人を起用するのかなぁと思うことは多いです。
女性誌は頑張っているところが多いです。時々皇室の特集を組みますが、あれは運の良い人を誌面に登場ということなんですね。
6月28日号を読んで、改めて教育界のひずみ、歪みがはっきりしました。学力低下などという次元で物を考えるべきではない。ゆとり教育は正しい。あれは「ゆとり」とせずに「心を育む時間」とでも表現すればよかったのでしょう。文科省の関係者は週刊現代を読んでから学習指導要領を改訂してもらいたいものです。
今週は運が良い。恐らく実売は好転した筈です。

週刊現代(二)
先週号に引き続いて秋葉原の事件の犯人の弟の口述があります。今週は更に衝撃を受けました。私が賞賛したら、先週の産経新聞で花田紀凱氏も同じように書いていました。氏は余りほめないのですが、脱帽という感がありありでした。
私思うに、この二週は週刊現代は売れたのでしょう。
週刊現代には6月30日発売の7月12日号から、米長邦雄の「名棋士今昔物語」が始まります。故人、現役を問わず棋士一人を採りあげて人物評を書き、その人の人生を左右するような一手を紹介する。
羽生善治、阪田三吉と続く予定です。将棋を知らない人が読んでも面白いものにするつもりです。将棋の説明は図面2つでしますが、こればかりはルールを知らないと分からないのは仕方ありません。
かつて私は月刊現代にコラムを連載しておりました。相当な期間続けましたので、後輩の谷川浩司九段にバトンタッチしました。会長の仕事、理事の仕事など、自分がやるだけやったら後輩へ受け継がせることが私の務めと心得ております。月刊現代は谷川九段が5年程続けて、今は島朗九段になっています。週刊誌に再び登場。それも週刊現代というのも何かの縁ですね。
雑誌社と執筆者の関係は、お互いに運が良くなることが大切です。でなければ連載は止めた方が良い。私自身は自分の運氣には現時点では自信を持っています。誰でもそううぬぼれているのでしょうね。問題は週刊現代です。私の原稿が運氣をもたらすのかどうか。私も執筆することによって運が良くなるのかどうか。
私の判断は「運が良くなった週刊誌」というものです。さあ、週明けから350円で毎週買ってちょ。

名人戦就位式に来ませんか
凄い名人戦でした。毎日、朝日両新聞社の共催になって本当に良かったです。羽生永世名人の誕生と相成って初年度が終了しました。
名人就位式は7月25日です。
場所:椿山荘(東京目白)
日時:7月25日(金)午後6時
約300名余のパーティです。私と羽生名人は紋付です。両新聞社社長も出席。
このパーティに出る人は運が良くなります。前夜祭にご招待した方も就位式では違う人にというケースが続出です。将棋を知らない人も楽しめます。
このパーティにはファン枠があります。一人1万円です。数に限りがありますが、まだ間に合いますのでどうぞ。締め切った後の時は諦めて下さい。
お問い合わせ先:03-3408-6161 日本将棋連盟総務部 就位式係まで

囲碁界と将棋界
日本棋院は財団法人です。岡部弘理事長に将棋会館にお出で頂きレクチャーを受けました。将棋界の方は理事7名、総務と経理担当。会長の私が岡部理事長に質問して、その答えを皆で聴くという形式をとりました。
○財政について
米長:ようやく赤字体質から脱せられそうです。私自身はあっちこっちで叩かれ悪者になりました。
岡部:誰かがやらなければなりません。強い姿勢でやる。亡くなった加藤正夫理事長が手をつけてくれたおかげで改革がうまくいきました。120名ほどいた職員も現在60名程になりました。3年前から単年度黒字です。
米長:新聞などの活字とインターネット事業についての将来の見通しをお聴きしたい。私の考え方、方針はこうです。(この項は別の機会にします。両者見解一致)
米長:公益法人改革について
岡部:2年前から進めています。一人専門の人を置かないと無理でしょう。米長さん、公益法人に認定されるためにはもっと熱心にやらないと将棋界は認定されない恐れがあります。心配です。
米長:私は内閣府の方は楽観していますが、棋士の理解と協力に全力をあげるつもりです。
岡部:おっしゃる通り。しかし棋士の皆さんへの浸透は法律を前面に出すべきです。社団法人とプロ棋士との関係、位置付けを明確にして説明してゆくのです。今まで通りだと将棋連盟の名前も財産も無くなってしまう。どうしても公益を認定してもらわないとプロ棋士そのものが成立しなくなる。その点をしっかりと説明です。もう一点。米長さんのやり方では公益認定は難しいようで心配です。もっと勉強する必要があるように思う。
えらいことになったなぁ。
谷川委員長、羽生、渡辺明、佐藤康光、森内俊之、みんなで力を合わせてやってくれ。

女流棋士と経理
将棋界の女流棋士は2団体に分かれました。対局だけは一緒のトーナメントです。実は女流棋士全体では二千数百万円以上の負担をしております。日本将棋連盟は毎年女流にはそれだけの金を負担してきました。これからもそのままにしておこうと思っていましたが、そうもいかなくなりました。
不作為の罪に問われると言われました。本来もらうべき金をもらわず、しかも何の催促もせずに手をこまねいていると執行部が背任に近い罪になるらしいのです。
そこで理事会は、2団体にはこれからきちんと請求書を出すことにしました。女流棋士会の方は日本将棋連盟の身内ではありますが、一応経理上はきちんとしておく必要があるのです。勿論別団体の方へは応分の負担金を請求致します。この算出方法は、その道のプロの出したものと弁護士、会計士を交えて話し合いの末、はじき出すことになりそうです。
それにしても世の中を知らない人もいます。日本将棋連盟が女流棋士からピンハネをしている等と本当にデマを信じている人々もいたのです。近々その数字が決まり、請求額もオープンになりますから真実が明らかになります。
話は変わりますが、昨日の第二期女王戦開幕の私の挨拶は以下の通りです。
「女流棋士はプロである以上は将棋が強いことは絶対です。次に氣品があることが大切。そして運が良いこと、他人を運良くさせる素敵な女性になること。以上が大事なのです」