
Kawanishi N1K2-Ja : 紫電改

N1K2-Ja at Steven F. Udvar-Hazy
Center in Virginia
スミソニアン航空宇宙博物館の別館、Steven F.
Udvar-Hazy Center
に展示されている「紫電改」。この機体はチャプレン博物館でレストアされ、これまでそこに展示されていた機です。残念な事にチャプレン博物館が閉館となり、NASMに返還されたものです。
さて、「紫電改」と言うと中年以上のオジサン達なら誰もが知ってる、戦争漫画「紫電改のタカ」がありますね。少年マガジンが40円ぐらいの時代だったかな。貧乏なガキだった頃は、近所の貸本屋さんで10円で借りて読んでたもんです。ふぅ〜!(遠い眼)その「紫電改」の実物を初めて見たのは十数年前のデイトン。機体の周りを、何度も、何度も、繰り返し周り、博物館を一通り見終えた後で、また戻りと。その場を去るのが辛かった。やはり、幼年期に刷り込まれた「紫電改」の印象が強かったのでしょうか。
できれば、チノの零戦のように大空を飛ぶ姿が見たい。いや、それは贅沢としても、エンジンを回しタキシングしてくれるだけでも良い。でも、無理かな。では、飛ばなくても良い。タキシングしなくても良い。このままでも良いから、永久に完全な姿で残っていて欲しい。この新しいスミソニアン別館の一番目立つ場所で、「晴嵐」と共に翼を並べて全世界から訪れる飛行機好きな人々に日本海軍最強の勇姿を誇って欲しい。それがオジサン達の願いかもしれません。 |
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