毎日新聞社発行「昭和史」・「飛行機100年」
「陸軍航空特幹カレンダー」より


 「零戦」から紫電改まで」 要約

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九六式陸上攻撃機
世界初の戦略爆撃を行い「中攻」の有名
日本初の全金属長距離大型機。




速度、上昇力、航続力−−三拍子も四拍子も
揃った世界の名機「零戦」
性能は米軍に「神秘的」とさえ映った。
総生産数は10,425機












一式戦闘機「隼」陸軍で最も多く生産された本格
派、航続距離を除くと海軍の「零戦」と似通って
た。陸軍の名機、中島飛行機製、設計小山氏(東
北大)
総生産数5,680機  



二式端座戦闘機「鍾馗」 運動性を二の次にして
速度。上昇力、急降下性を重視、局地戦闘機として
B29を最も多く撃墜した

一〇〇式重爆撃機「呑竜」 戦闘機の護衛を必要
としない重武装
、日本初の後方銃座。 



一〇〇式司令部偵察機「新司偵」 戦略偵察機の
若武者、
快速を利し大戦末期、全域で活躍、陥落
後のサイパン島を奇襲した。
時速630キロ 三菱重工業



三式戦闘機「飛燕」 液冷エンジン搭載、流れるよう
なスタイル、南方戦線で活躍、本土ではB29との戦
闘に大きな戦果をあげた。

二式複座戦闘機「屠竜」 陸軍の双発戦闘機、夜間
戦闘機としてB29を悩ませた。



「紫電改」
 「零戦」より、遙かに厄といわれた。
艦上攻撃機「天山」昭和18年8月正式化された。
レーダーを装備し、夜間攻撃も可能だった。

四式重爆撃機「飛龍」
昭和19年海軍の指揮下に入り雷撃訓練、サイパン攻撃に大活躍。