
左上:Caplio GX100 (24mm相当)
右上:GR DIGITAL II (28mm相当)
左下:PowerShot G7 (35mm相当)
EVF関節部分が壊れたために修理に出していたGX100が帰ってきたので、早速手持ちのコンバージョンレンズの比較テストをしてみました(`・ω・´)bヨロシク。
まずは比較対象機であるGX100とGRD2とPSG7のマスターレンズで撮影。
始めに言っておきますが、同じ写真ばかりなのでコンデジに興味の無い人は退屈極まりないブログ記事となります(;^_^A ご了承ください・・・。
撮影設定は、WBを3台共に太陽光にして、画像設定をGRD2とGX100は色の濃さ+1にPSG7はノーマル設定にして、三脚を立てて同じ位置からで、出来るだけ太陽が出ている時を狙って撮影しています。
以前にテストした「GR DIGITAL II 比較テスト」の際は、GX100の白飛びとPSG7の黒潰れをわかりやすくする為に、比較画像を-0.3EVで撮影しました。今回は、露出設定をそれぞれ最適にしてありますので、解像感とWBの他に3台の画質傾向がわかると思います(^▽^;)これからコンデジの購入を検討されている方は、好きな画質の参考にどうぞ。

左:Caplio GX100+DW-6 (19mm相当):1/400sec_f/6.5_ISO80_4.0mm_EV-0.3
右:GR DIGITAL II+GW-1 (21mm相当):1/640sec_f/6.3_ISO80_4.4mm_EV0.0
まずは、GX100用のワイコンDW-6(19mm相当)とGRD2用のワイコンGW-1(21mm相当)を比較テストです。
望遠側と違い広角側の2mmの違いは、撮影範囲が大きく広がり、表現出来るカメラ位置もまったく違ってきます(`・ω・´)ノ。
正面位置や水平だとその効果や差が分かりづらいですが、ローアングルで撮ったり被写体に更に寄ることができるのもこの1-2mmの差で全然違ってきます。こんなこと言われなくても分かってますよねー(^▽^;)。
でもこの19mmや21mmという画角をコンパクトデジカメで、しかもF値2.4-2.5の明るいレンズで撮影出来るというのは、めちゃくちゃスゴいことなのです!最近、これがあたり前のように使っていますが、一眼デジでf2.4/21mmやf2.5/19mmといったレンズがどれ程存在して、どれくらいの価格なのかを考えれば、歪曲収差の少ないこのRICOHのワイコンは(*TーT)bグッド!!

左上:Caplio GX100+DW-6
右上:GR DIGITAL II+GT-1
左下:PowerShot G7(Zoom)
(すべて40mm相当)
続きまして、GRD2用のテレコンGT-1(40mm相当)の比較テストです。
GX100にワイコンDW-6を装着して、ステップアップズームすると40mm相当に合わせてくれます。
PSG7は、ステップアップズーム機能がないので、液晶画面を見て目測40mmで撮影しました(^▽^;)。
RICOHの2台は、色の濃さを+1設定にしているので、その色味の違いがよく分かると思います。以前のテスト同様に、GX100の緑黄色がハッキリと出る色味に対して、GRD2の青味がかった濃い色合い、G7の全体にシャドーグレーがかかった色合いもそれぞれの特徴が出ています。なぜかGT-1で問題になっていた赤い幽霊が、今回は1枚もありませんでした[ (∵)( ̄▽ ̄)v ] 心霊写真。
テレコンGT-1は、高級レンズのような切れ味を見せる時もあれば、トイカメラのガラス玉レンズのような気難しい一面を見せる時もあるという、本当に使う者を惑わせる魔性のレンズです(`・ω・´)ノ・・今後も格闘です♪
ここまでで一番操作性が万能なのは、ワイコンDW-6を装着したGX100でしょうか。ステップアップズームにより19-22-28-40-57mmと広角から標準までの画角を小気味良く合わせるとこが出来ました(≧∇≦)b。もちろんG7もズームすれば35--210mmで撮影出来ますが、単焦点レンズ的な使い方をする自分のようなコンデジ使いには、F値がどれくらい暗くなったのか、それによりどれくらいSSが落ちるのかが気になるので、必要以上のズームは宝の持ち腐れなのです(;^_^A ・・・。


左上:Caplio GX100+Fisheye
右上:PowerShot G7+Fisheye
左中:Caplio GX100+Fisheye
右中:GR DIGITAL II+Fisheye
左下:Caplio GX100+Fisheye
上段35mm相当、中段28mm相当、下段24mm相当でのFisheye for HOLGA使用です。

続きまして、魚眼レンズの比較テストです。
GRD2+FIsheye for HOLGA用の37mm→46mmステップアップリングを購入してから使用頻度が急上昇中なのが、魚眼レンズです(≧∇≦)b魚眼面白い♪
PSG7のコンバージョンレンズアダプターDC58HでもFIsheye for HOLGAが使えますが、ステップリングではなく単に差し込むだけで、なぜかバッチリの位置で使えます!ただし、手で押さえてないと落ちちゃうので気をつけてくださいねー。
いままではGX100に43mm→46mmステップアップリングでFIsheye for HOLGAを使い、円周魚眼レンズとして撮影していましたが、円周魚眼で実際に写っている部分と写っていない部分が半分程度なのと、前回も書いたようにf2.5/無限にしても魚眼レンズ先端内側部分にピントが合ってしまう為にソフトでボカシを入れないと違和感をおぼえる問題を抱えていました。
GRD2では、魚眼レンズで3分の2以上が写る丁度良い撮影範囲に収まり、魚眼レンズ内側部分にもボケ味が入り良い感じに撮影出来るようになりました(≧∇≦)b。勿論、GX100でもステップアップズームで28mmに合わせればと思いますが、F値2.9となりレンズ内側のボケ味もイマイチです。特にボケ味は、GRエンジンが関係するのか、GRD2の方が自分的には好みです(*゚ー゚)。
G7では、魚眼レンズの左右に関しては良いのですが、上下部分の一番美味しいところが切れてしまうので、もったいないですかねー。58mm→46mmのダウンリングで所定の位置にFIsheye for HOLGAをセットすれば、円周魚眼レンズとして使えるかもですが、G7純正テレコンよりも前に出っ張る姿となります・・。
勿論このレンズは、コンデジ用に作られた物ではないのですが、この3台共に装着した姿(G7ははめ込み)に違和感が無いので、見た目は純正レンズのような仕上がりです(^▽^;)言い過ぎですが・・。
やはりFIsheye for HOLGAは、GR DIGITAL IIで使うのが一番良いような気がします(*゚ー゚)♪
普通に一眼デジで撮った方が遥かに綺麗に撮れて、高級レンズを使用して感動のボケ味を演出した方が、見る人の眼に訴えかけるのは容易いです。でもコンパクトデジカメにも一眼デジに負けない長所もたくさんあります!ただコンパクトデジカメは、レンズ交換出来ない!でもこれだけ豊富に良いコンバージョンレンズがあるのだからそれを使わない手はない!プロカメラマンならいざ知らず、アマチュアカメラマンが、楽しくちょっと個性を持った写真を撮るにはコンバージョンレンズはオススメです(≧∇≦)b次に狙うは、リングフラッシュ♪
それからこの春発売予定のSIGMA DP1のフードアダプターのフィルター径46mmだそうです(^▽^;)。このFIsheye for HOLGAは、フィルムカメラ接眼レンズですので、そのままDP1に付けて撮れるかもです。先んじてSIGMA DP1を買う予定の方は、お試しあれ。
最近のコメント