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独島:原油高の影響で「独島守護訓練」を中断!?

韓国軍「訓練の縮小・参加戦力不足の問題が影響」

 2005年以降、毎年2回行われてきた独島守護訓練(旧東方訓練)が今年の上半期以降は中断していたことが明らかになった。軍当局は今年中に独島守護訓練を例年と同じ年2回実施する予定だと明らかにしたが、今年の上半期中に訓練が行われなかった理由が問題となっている。

 軍消息筋は18日、「今年上半期には独島守護訓練が実施されなかった。これには原油高による訓練の縮小や訓練に参加する戦力が不足していたという問題が影響したと聞いている」と述べた。

 軍と海洋警察は独島守護訓練を1996年の6回から97年には9回、98年7回、99年5回、2000年6回、01年6回、02年5回行ってきたが、03年には2回、04年には1回しか行わなかった。05年から昨年までは毎年2回ずつ行ってきた。

 軍関係者は海軍作戦司令部主管で空軍と海洋警察が参加する独島守護訓練を、独島周辺海域の東海(日本海)上で今年中に2回実施する計画だと明らかにした。また別の軍の消息筋は、「今年の最初の訓練は最近の独島問題などを考慮し、早ければ今月末に行われる可能性が高い」と述べた。

 とりわけ今回の訓練には、戦闘行動半径が1800キロに達し、独島周辺海域で長時間の作戦が可能な最新鋭F-15K戦闘機が参加する可能性もあるという。これまでは海軍の駆逐艦と海洋警察の警備艇、空軍戦闘機、P-3C海上哨戒機などが主に参加してきた。

ユ・ヨンウォン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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