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国際

オランダ人も国後に上陸 観光客増加 領土問題に影響の恐れも(07/18 08:51)

 【ユジノサハリンスク17日津野慶】北方領土・国後島にオランダ人の団体観光客が上陸していることが十七日、分かった。七月はオーストラリア人らが乗った客船が同島に寄港したばかり。ロシアの観光ビザを取得し、北方四島を訪れる外国人は増加傾向にあり、日ロ間の領土問題にも影響しそうだ。

 国後島住民らによると、オランダ人の一行は子供六人を含む計十五人で、数日前にロシア・サハリン州コルサコフ港発の客船で同島古釜布に到着。現地ホテルに宿泊し、二十三日まで博物館見学や自然散策を楽しむ。

 外国人観光客が国後島を訪れた例はあるが、これまで、団体客はほとんどいなかった。

 しかし、七月上旬にはオーストラリアの旅行会社が企画したクルーズで、同国などからの観光客が国後島に上陸。豊かな自然を目当てにした観光が活発になりつつある。

 観光産業の育成を目指すサハリン州政府は、サハリンと北方領土、千島列島の入域観光客数を二〇〇七年の年間四千五百人から、一五年には同六万千三百人に増やす計画。

 国後島には温泉リゾートを建設し、外国人客を誘致する構想も描く。

 しかし、北方四島をロシア領として訪れることにつながり、ロシアによる実効支配の既成事実化が一層進む恐れがある。

 
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