音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより検索フォームへ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

韓国大統領「強硬一辺倒、得策でない」 日韓関係

 【ソウル=山口真典】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は17日、外交安保分野の専門家と青瓦台(大統領府)で懇談し、日韓関係に関して「一時的に興奮して強硬的な対応ばかりするのは得策ではない。より長期的な目で、緻密(ちみつ)に戦略的に対応すべきだ」と述べた。

 大統領は竹島(韓国名・独島)問題に「断固対応」を指示したが、韓国世論の反応を見ながら慎重に対応を判断する考えとみられる。

 一方、一時帰国した権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使は同日の記者会見で「もう(日本に)戻りたくない。私のすべき仕事は全部なくなってしまった」と語った。「冷静になれば何をすべきか見えるかもしれないが、今は興奮状態だ」とも語り、日本の対応を繰り返し批判した。(17日 23:37)

関連記事