「考える力」をぐんぐん伸ばす 知能研究所所長 市川 希
その1:「考える力」を身につけるには頭を使うことが一番です
- 幼児の脳の発達はめざましいものがあります。
様々な知識を吸収するのはもちろん、一番大切な「考える力」が身につくのがこの時期なのです。
では、この「考える力」を身につけるにはどうしたら良いのでしょうか?それにはやはり頭を使うことが1番です。
その2:頭を使う・じっくり考える
- 「DS 幼児の脳トレ」には、ちょっと難しいかな?という問題がたくさん含まれています。
それは、できて当たり前のことを繰り返すよりも、今の自分より少し高めの問題にチャレンジしてこそ、
「何でだろう?」「どうして、こうなるのだろう?」と考え、頭を使う必要が出てくるからです。
「DS 幼児の脳トレ」には時間制限がありません。
じっくりと考えてほしいからです。もちろんおうちの方がヒントとなるような言葉かけをして導いてあげるのも良いことです。
例えば折り紙を実際に切って確かめると、より理解が深まるでしょう。
その3:考えることが大好きな子どもに育てるために
- すぐに出来なくても落ち込まないでください。
答えを教えて終わりにしないでください。どうしてその答えを選んだのか、その過程を大切にして、
出来ない場合でも、頑張っている姿や考えている姿勢を認めてほめてあげてください。
そうすれば、きっと考えることが大好きな子どもに育っていくでしょう。
- 1995年東京大学工学部卒業、自らも2歳の頃より知能教育を受けて育つ。
現在、知能研究所の所長として、理論の研究、教材の開発の中心的役割を担う。
また「右脳+左脳シリーズ」などの、多くの幼児用脳トレドリル・CD・DS・雑誌の著作・監修をつとめる。
その4:知能は脳の発達する幼児期にこそ育つ
- 考える力とは「知能」のことです。知能とは、学力や新しい発明や発見などの知的活動の基礎能力となるものです。運動で言えば、持久力や瞬発力、筋力などの基礎体力にあたります。基礎体力が高ければ高いほど、サッカーや野球などいろいろな運動ができるように、知能という基礎能力が高ければ高いほど、生きていく中で、より多くの事柄を学び、応用し、発展させていくことができるのです。
しかし思春期などに育つ基礎体力と異なり、知能は、脳の発達する幼児期にこそ育ちます。そしてこの土台となる知能は遺伝ではなく環境によって良くも悪くもなるのです。ぜひ脳が発達する幼児期にこそ、この「考える力をぐんぐん伸ばす!DS幼児の脳トレ」で脳を刺激し、タイトルのように「考える力」をぐんぐん伸ばして、知能を高めてください。