受け入れ枠の半数に達せず インドネシア人介護士ら【ジャカルタ18日共同】経済連携協定(EPA)に基づくインドネシアからの初の介護士・看護師受け入れで、日本側の老人ホーム、病院など求人施設と、インドネシア側で派遣が内定した候補の組み合わせを決める「マッチング」作業が18日終了、受け入れ成立は両国政府が想定した初年度枠500人(介護士300人、看護師200人)の半数にも達せず、来年以降の募集方法などに課題が残った。 成立したのは、介護士候補114人、看護師候補112人の計226人。 マッチングでは、インドネシアで一般的な男性の看護師多数の受け入れ先が見つからず、宙に浮いた。日本の医療施設が女性を求めたことが背景にありそうだ。 日本側の仲介機関、国際厚生事業団によると、マッチングの対象となった介護士の候補は124人、求人は281人で、候補の約9割の採用が決まった。看護師の候補は170人に対し、求人は155人。候補の3割以上の採用が不成立となり、不成立の看護師は全員が男性だった。
【共同通信】
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