政府案反対を決議 与野党逆転の沖縄県議会沖縄県議会は18日、本会議を開き、沖縄県宜野湾市にある米軍普天間飛行場をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する政府案に反対する決議と意見書を、野党側の賛成多数で可決した。 いずれも移設を止める法的拘束力はないものの、条件付きで政府案を受け入れる仲井真弘多知事も県内世論に配慮せねばならず、今後の移設交渉に影響を与えるのは確実だ。 決議や意見書は、シュワブ沿岸部への移設について「基地の過重な負担と固定化につながる」と指摘。政府に対し「建設を早急に断念されるよう強く要請する」と求めている。 沖縄県議会は6月の県議選で、仲井真知事を支持する自民、公明両党など与党側が過半数を割り込んでいた。
【共同通信】
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