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■快走アイリスライナー
 告知チラシをリニューアルしてみた。
 > 2008.07.20 東京発着・銚子電鉄ツアー
   少し更新しました。


 2008.03.21 ジャパンイベントツアーズの小唄くんをツアーに誘ってみました。

■世界初、回送専用ツアーバス「アイリスライナー」
 ナイトバード大阪号の数ヶ月前に催行されたツアーバス(似非高速バス)です。
 主催はTPO社ことトラベルプランニングオフィス。販売は代理店のJET社ことジャパンイベントツアーズ

 既存の乗合高速バス「かしま号」に対抗して格安料金を打ち出したようですが、
 実際のところは集客もままならず1往復半程度の催行で結局中止に追い込まれたようです。
 バス1台での運用を見据えた線引きでしょうが、なかなかシビアです。
 よほどの集客力が無い限りこんな企画はやれません。





■かしま号 vs アイリスライナー
  既存の高速バスであるかしま号とアイリスライナーについていろいろ比較してみました。

運行系統 かしま号 アイリスライナー 旅行名
起 点  東京駅八重洲口  東京駅八重洲口側の路上 出発地/目的地
経過地  水郷潮来 バスターミナル  潮来駅前 立ち寄り先
終 点  鹿島神宮駅前ほか  鹿島神宮駅前ほか 目的地/出発地
運行回数  約85往復 (95.5%)  約4往復 (4.5%) 催行回数
大人片道運賃  1,780円  1,400円 大人旅行代金
小人片道運賃   890円  設定なし(大人と同額) 小人旅行代金
6枚綴り回数券  8,850円  ※1枚当り 1,475円  設定なし 回数割引
団体割引  15名以上で1割引  設定なし 団体割引
学生団体割引  15名以上で2割居b期  設定なし 学生団体割引
予約方法  予約不要  JET社のウェブサイトにて予約 予約方法
運行開始日  1989年4月4日  2007年6月2日 催行開始日
運行終了日  運行中  2007年7月2日 催行終了日
装  備  エアコン
 リクライニングシート
 トイレ
 エアコン
 リクライニングシート
装  備
車  両 車  両
大人2名+小人2名
家族で利用の場合
 1,780円×2+890円×2=5,340円 1,400円×2+1,400円×2=5,600円 大人2名+小人2名
家族で利用の場合


   最後の1行はただの意地悪比較なので気にしないでください。
   (写真に問題があればご一報ください)



 ■似非夜行高速バス「ナイトバード大阪号」
  「大型プロジェクト」として2007年12月23日より催行されたいわゆるツアーバスです。
  主催はTPO社ことトラベルプランニングオフィス。販売は代理店のJET社ことジャパンイベントツアーズ
  夜行列車存続を訴えていた同社がどういう経緯で夜行のツアーバスに参入したのかは分かりませんが、
  乗合バスやツアーバスを意識していたのでしょう。格安とシンプルさを打ち出して既存業者に対抗しました。

   1. 合言葉は「シンプル」。低価格を実現するために現地係員や添乗員を撤廃。
   2. 告知や申し込みは主にインターネット。JET社、高速バスドットコムより予約が可能。
   3. 発車は東京側が目白駅、大阪側が福島駅。改札がひとつしか無いので乗り場に困ることはない。
   4. 旅行費用は3,800円。3日前までに予約すると3,400円。他の交通機関と比較しても最安値。
   5. さらにTPO社の某隊長さんとマイミク(mixiの相互リンク)だったりメルマガ購読者は3,000円に割引。
   6. コミケット開催に合わせて目白行の年末運行便を国際展示場経由に変更。
   7. お得な「昼特急」を設定。新大阪→目白がなんと2,000円。

  結論から言うとナイトバード大阪号は大失敗に終わりました。
  要因はいろいろ。簡単に言うなら企画担当者がツアーバスをナメていたからでしょう。

   1’. お客様の乗車手続きをバスのドライバーに丸投げなんて問題外。
      系列会社ならともかく、所詮は他社のドライバーです。不測の事態に備えられません。
   2’. 告知は12月1日より。しかも自社のウェブサイトのみ。明らかに宣伝不足です。
   3’. 利便性の悪い場所を選んで利便性を主張しても迎合されません。
      バスの停留所がどうして町の真ん中に設置されているかを考えれば普通は分かりますが。
      ・福島駅側はタクシーが「邪魔をして」バスが停められずやむなく二重駐車で客扱い。
      ・さらに初日から警察から指導が入り駅裏側のコンビニ前発車に変更。利便性も2日目にして崩壊。
   4’. 採算割れ。収支計算(後述)しても40名は乗せなければ採算が取れない。
      最少催行人員(ツアーバス催行の最低基準、下回ると中止)のボーダーが高すぎる。
   5’. 自分で自分の首を絞め(ry
   6’. 思いつきで決めた後に駅前乗り入れに許可が必要なことに気付いた。
   7’. 要は新大阪→目白の予約がゼロで日中回送するのでついでに客扱いをしようという魂胆。
      しかも告知は自分とこのブログのみ。

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