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独島:日本への修学旅行など中止を勧告=蔚山市教育庁

交流事業、私的な旅行も自制求める

 蔚山市教育庁は17日、「日本が歴史の歪曲(わいきょく)をやめるまで、学生・生徒の日本への研修や修学旅行を全面的に中断するか自制するよう勧告する」ことを決めた。また、市内の教職員や教育機関が進めたり計画したりしている日本との交流事業や私的な旅行も自制するよう求める文書を送った。

 同市教育庁はまた、「独島(日本名竹島)タスクフォース(特別作業班)」を設置し、独島問題に関する参考資料を作成し普及させていくこととした。また同時に、独島が「歴史的・地理的・国際法的にも明らかな韓国固有の領土であることを示す」ことができる資料を、教育庁や各学校のホームページに掲載し、児童・生徒・学生や保護者たちも情報を活用できるようにしていくという方針を打ち出した。

 このほかにも、同市教育庁は「独島を守るためのスピーチ大会、作文コンテストなどを実施し、児童・生徒・学生や教職員に対し、独島での体験学習の機会を随時提供していく」ことも決めた。専門家を招いての講演会など、さまざまな教育活動プログラムも開発し、日本による歴史歪曲の本質について知らせていくこととした。

蔚山=金学賛(キム・ハクチャン)記者

【ニュース特集】独島問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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