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はい。
経皮型の簡易型採血穿刺器具で、大規模医療事故の発生です。
マスゴミの連中は本当に勉強をしないので、報道では相変わらず的外れで、うわっすべりな、表現ばかりで、とくに某クソ大新聞社は、とにかく、医者が悪いの一点張りで、語るに値する事実が皆さんには、伝わっていません。
そういうわけで、あかがまが、この事件の内幕を解説しますです。
まず、糖尿病の患者さんが病院に診察に来たとき、血糖値をしらべます。
そのとき、毎回、毎回、腕を縛って、静脈から採血なんかはしません。
そんなことしたら、次から患者さん来てくれなくなります。
代わりに、経皮型穿刺器具を使います。
これには、三種類のタイプがあります。
(1)器具全体が使い捨てのもの、(2)針と針周辺部分が使い捨てのもの、(3)針だけが使い捨て(ただし、針を固定する採血器は他の患者と共用してはいけない)のものの、3種類があります。
今、問題になっているのは、「(3)針だけが使い捨てのもの」のタイプです。
と、いうのは、穿刺した針から、器具に血液が、飛び散り、汚染されたその器具をほかの人に使いまわすことによって、感染症を引き起こすリスクが、わずかであるが、存在するためです。
さらに、おきて破りの手口にも三種類あり、
(A)針も、採血器も、患者みんなに同じものを、使いまわしをした。
(B)針は、変えたが、採血器をそのまま患者に、使いまわした。
(C)針は変えたが、採血器をアルコール棉なので、ぬぐって、消毒をして、使いまわした。
この中で、(A)(B)をやらかしたとこはすくなく、ほとんどは(C)をやっちゃったのでは?と、思われています。
(A)は、問答無用でアウトです。特にB型肝炎感染のリスクは非常に高い。 医療のプロとしては重過失はまぬがれません。
(B)は、まあ医療職として、患者さんに使いまわすのはあれかな?という気はしますが。
(C)で感染症がうつる可能性は、かなり少ないが0ではないといったところですかね、現場の人間からいわせてもらえば、日ごろ、血液にモロに触れる職業の医師や看護師のほうがはるかにリスクが高そうです。でも、マスゴミは容赦しません。患者さんを感染のリスクにさらしたと、医療機関を誹謗中傷します。
まあ、たしかに、通達が来たあとも、やらかした、医療機関もありその点では過失ありあり、ではありますが。
でも、厚生労働省も、責任逃れのために、通達をばんばんだしまくっているので、本当に、放置すると患者さんに高リスクとなるような情報が、現場に伝わりにくいっていう現状もあるんですよね。
まあ、医療機関側も、世の人にぼろくそにいわれても、仕方ないのですが、
いや、添付文書を見ない医療従事者が本当は悪いんですけどね。
機械業者のやつらは、添付文書を見ない医者が悪い、腹立たしいと、けちょんけちょんです。
でも、あかがまが使ってるテルモのメディセーフみたいに、感染リスクのない、製品も、ちゃんと世に出てるわけで。
こんな欠陥商品、世に出すなよ!
「間違いだらけの、医療器選び(一大事有曽根著)」って本があったら、おもいっきり、E評価だぞ!
聞いてんのかニプロ!
という気がしますが、まあいいや。
結局は、業者・厚生省・医療機関がちゃんと連携をとらなかった。
添付文書に書いたら書きっぱなし、医療機関に注意をろくに喚起しない業者のいい加減な姿勢。
また、通達を医師会に出したら、あとはおら、知らんけんという、無責任かつ、えーかげんな厚生労働省。
そして、機器導入のときに、使用上の注意をちゃんと確認しない医療者。
悪いのは、三者みんなのはずにゃにょに、
なぜか、たたかれるのは医者ばかり……。
悪の枢軸のお医者さんの勝手な言い草でした。
つくづくも、患者さんは、お気の毒です。
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コメント
コメント一覧
「なんじゃ ごら。俺は言ったよな。うんにゃ、絶対言った。」といって引き出しのの片隅から いつもらったか定かじゃない書類を得意そうに持ち出して振りかざす奴。
「俺は悪うない。全部お前が悪い、百叩きの刑じゃ。」
本当に上司と役所は選べません。
百年の不作と昔は呼んだそうです。
市町村にも各医療機関にも通知文を回していないようなところもあるようですね。
ところで、「添付文書に書いたのに!うちらは悪くない」と医療機関を批判している業者もあるようで・・
まあ、そんな不親切な対応(かつ医療機関に対して憤慨している)メーカーの道具なんて
怖くて使えないですね。
納入先が「医療機関」なんだから、納入時に説明すりゃいいのに、です。
>責任は持ちませんよと患者さんに断わっています。
云ってること同じ。
一部の医者も一部の役所も一部のメーカーも。
>悪いのは、三者みんなのはずにゃにょに
さすがです。akagama先生。
責任逃れをしない立派な先生です。
某産○新聞と某毎○新聞、ひどいのはどっちでしょうか?
まー取説に赤字で書いてるのをみないっちゅうのは、ちょっとまずい気がします。
クソ大新聞社については、具体名はぬぬぬぬぬでお願いします。
だってだって 処方箋に書いた薬とは別の名前の薬をだされても、添付書類も見てもないのに何かあっても
責任をと言われても 取りようがありましぇーん。
院外薬局からこういう薬を出しやしたぜと後になって報告されても 患者さんが飲んじまったら手遅れなんでやんす(涙)。
少なくとも イッシャではない(笑)。
歴史の罪は誰が贖う
スケープゴートか生贄か。
盥回しかw。
http://d.hatena.ne.jp/lastheike/20080606/1212770486
厭々革命、yeah!yeah!
そんなに先発品に拘るのなら「後発品変更不可」って条件つければいいのではないですか?
それを「なにかあったら全部院外薬局の薬剤師のせい」だなんて・・・
そういう医薬品を作ってるメーカーのせいだったり、そういうメーカーに製造販売許可を与えたお役所のせいではないですか?
敵を見誤った人間に「医者が悪い」って言われる悲しさを知っているのなら、薬剤師さんに全責任を押し付けるようなことはしませんよね。
それでも後発品をどうしてもと仰る患者さんには 後発品変更としています。そうすると何を処方されたかわからなくなるんです(涙)。
横レスですみません。
個人的には
産経:グループ全体で医師嫌い・病院嫌い。背景にあるのは「社会保障費削って、産業界に回せ」
毎日:プロ市民活用系
みたいな「手段の差」な印象です。
医療には、相変わらず、明日が見えず…。
それでも患者はまっている、ああ…。
そうしたら、在庫がないと断られた。
ディスポで使っていたら来るはずの注文量の在庫はなかったっていうわけ。
最初から、ディスポで使わないという前提の量しか生産していないってか。
確信犯でしょう。
(-"-)凸
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