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ダライ・ラマへの要求緩和 中国、公式対話で歩み寄り

2008.7.18 10:53

 訪米中の中国国家民族事務委員会の丹珠昂奔・副主任や中国当局者は17日、中国が今月初め、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使と北京で公式対話を行った際、ダライ・ラマ側の同意を取り付けるため、5月の非公式対話で示していた要求内容を緩和したことを明らかにした。

 副主任や当局者によると、中国側は当初、北京五輪妨害など3項目の活動でダライ・ラマが直接関与をやめるよう求めていたが、公式対話ではダライ・ラマを穏健路線と認め、独立急進派の「テロリスト」と明確に区別した。その上で、暴力扇動など4項目の活動を「支持しない」よう要求した。

 ダライ・ラマの特使は公式対話後の記者会見で、共同声明も発表できず目に見える成果はなかったとし、ダライ・ラマも「明らかに失望していたようだった」と語っている。(共同)

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