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神戸・大久保“特大靴ずれ”異例の大型連休で完治

5日ぶりに練習に合流した大久保嘉は、右足に特大の靴ずれがあったことを明かした

◆ 先月の代表バーレーン戦前に“発症” ◆

 頼れるエースがようやく復帰だ。特別休暇を与えられていた神戸のFW大久保嘉人(25)が14日、神戸市西区の練習場に5日ぶりに姿を現してチーム練習に合流した。特別休暇の原因となった約1カ月前から苦しんでいた靴ずれが完治したことでコンディションも万全。同じく練習に復帰したFW松橋章太(25)との国見高同級生2トップも実現しそうだ。


◆ 5日ぶり練習参加…ついでに歯も治療 ◆

 エースは苦笑いとともに帰ってきた。「疲れもあったかもしれないけど、それよりも足がねえ」。大久保は右足を指さしながら、特別休暇の理由を口にした。

 シーズン中では異例の休養だ。一発退場した6日の東京V戦(ホムスタ)後は、9日に軽めの練習をした程度。この1週間で6日間もの完全オフを与えられた。その原因となったのが特大靴ずれだった。

 3月26日のアウェー・バーレーン戦の4日前から腫れだしたという患部は、本人によれば「マメの中にさらにマメがあって、それがグチャグチャになっていた」。日本が敵地で敗戦を喫した裏で、実はスパイクも履くことのできないほどに痛んでいた。帰国後も治る気配は一向になく、リーグ戦3試合もテーピングをぐるぐる巻きにして臨んでいた。

 しかし特別オフで完治し、この日からいきなりミニゲームをこなした。3月30日の磐田戦(ホムスタ)で壊れた差し歯8本も、この間についでに治療。「本当は300万するみたいやけど割引してもらった」と、白い歯を光らせて笑った。

◆ 同級生松橋も復帰、国見高2トップだ! ◆

 くしくも、左足ふくらはぎを痛めていた松橋も同時に練習に復帰した。「(大久保と)一緒に試合に出て頑張りたい」と話す国見高の同級生とともに、16日のナビスコ杯名古屋戦(瑞穂)からの復帰を目指す。2連敗中のチームにようやく明るい話題が戻ってきた。

[ 2008年4月15日付 ]

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