岡山放送局

2008年7月17日 19時57分更新

解体現場で足場倒れ6人けが

17日午後、岡山市で解体工事現場の鉄製の足場が道路に向かって倒れ、バスを待っていた男女6人が下敷きになり頭を打つなどのケガをしました。

17日午後3時半ごろ、岡山市一宮で解体工事をしていた現場にあった高さおよそ3メートル幅およそ30メートルの鉄製の足場が突然、道路に向かって倒れました。

消防や警察によりますとこの事故で、足場のすぐ脇にあるバス停にいた男性1人と女性5人の合わせて6人が下敷きになり頭や足を打つケガをして病院で手当てを受けています。
現場の近くに住む人は「ドーンという音を聞いて外をのぞいてみたら、足場が倒れていてびっくりしました。」と話していました。
近所の人によりますと、現場では、1週間ほど前からガソリンスタンドの解体工事が行われていて、事故当時も、足場の近くで作業員ががれきを撤去する作業をしていたということです。

警察では、解体を請け負っていた会社などから事情を聴いて事故の詳しい状況や現場の安全管理に問題がなかったかどうかなどについて調べています。