岡山放送局

2008年7月17日 19時57分更新

ネット書き込みで15歳補導

インターネットの掲示板に「倉敷で秋葉原のあの件を再現します」などと書き込み、警察の業務を妨害したとして名古屋市の少年が補導されました。
補導されたのは名古屋市に住む高校1年生の15歳の少年です。

警察の調べによりますと、少年は今月14日、自宅のノートパソコンからインターネットの掲示板に「明日、倉敷で秋葉原のあの件を再現します。ユニホームを着てライトスタンドに乗り込むつもりです」と書き込んで、警察の業務を妨害した疑いがもたれています。

掲示板を見た人から警察に通報があったということで警察は15日に倉敷市のマスカットスタジアムで行われたプロ野球の阪神対ヤクルトの公式戦で警備態勢を強化したということです。

警察では通信記録から少年を割り出し、17日朝から名古屋市内の少年の自宅を捜索して容疑を認めたことなどから偽計業務妨害の疑いで補導しました。
少年は「興味本位に書き込んだ。嫌いなチームの評判を落としてやろうと思った」などと供述しているということで、警察は犯行の動機を詳しく調べています。
県内では、今月7日にも「小学生を殺す」とインターネットの掲示板に書き込んだ男が逮捕されたばかりです。